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Notebook: プロ人事部長の残留決まる
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年2月 6日
- タイタンズの新GMはシーホークスのマイク・ラインフェルト副社長に決定した模様。すでに金曜の時点で、最終面接に招かれた2人の中にパッカーズのレジー・マッケンジー・プロ人事部長は含まれておらず、今年もパッカーズに残留することは確実となっている。
- ファーヴのためになりふり構わずFAを買いあさる、というやり方についてテッド・トンプソンGM。「いいアプローチだとは思わない。野球チームはときどきそういうことがあるが、フットボールチームはそんなことはできないのだ。チームを向上させようと努力するだけだが、そのために一番簡単なのは、手持ちの選手が向上し、コーチやスカウトが少しずつ向上することだ。おそらく、何ヶ所か補強はするだろう。しかしそれはチームを向上させるためで、QBが誰であるかには関係がない」
- プロ3年目も控えに決定したQBアーロン・ロジャースについて、ファーヴ発表当日の記者会見でトンプソンGM。「彼は非常によくやっている。今日も我々は彼のリハビリ状況をチェックしたところだ。マイク(マッカーシーHC)も今日彼と話し合いをした。この(ファーヴの)決定は彼に直接影響することだからね。彼がチームの一員であること、我々は君たち2人のQBがいてくれて嬉しい、ということを本人に念を押しておきたかったからだ」と語っている。
- QBロジャースの成長について、トンプソンGM。「彼はブレットのプレーや練習を見て全てを学ぶことができる。また去年そうだったように、ブレットの負担を減らすためもあって練習でのアーロンのプレー機会が次第に増えてきている。本番でのプレー経験は確かに重要だが、コーチ・マッカーシーは今年もオフシーズンを通じてQB育成に力を注いでいく予定だ。忘れてはならないのは、アーロンは(入団時に22歳4ヶ月だったため)まだチームで最も若い選手のひとりなのだ。だから彼はきっと立派に成長すると思っている」
- 金曜朝のブレット・ファーヴの現役続行発表は、まずトンプソンGMに報告、それからWRドライバー、兄スコットと母ボニータ、そしてBiloxi Sun Herald紙のアル・ジョーンズ記者、という電話の順序だったらしい。そこまで終えて、彼は趣味のハンティングに出かけた。
- 第一報を伝えたBiloxi Sun Herald紙のアル・ジョーンズ記者が、自分の記事から全米規模の騒ぎとなった先週金曜日を振り返るコラムを書いている。朝ジムで汗を流していたところファーヴの兄スコットから連絡があり、「ブレットから君を通して発表があるから」と聞いて、そこから大騒ぎの1日が始まった。へとへとになったがこんな機会は滅多にあるものではなく、 "Thanks, Brett." と感謝の言葉でコラムを終えている。
- 現役続行コメントを彼1人で聞いたアル・ジョーンズ記者がファーヴの母ボニータにコメントを求めたところ、話の最後に、「これで貴方の肩に重荷が移ったのだから、(報道を)しっかりやんなさい」とハッパをかけられたという。
- ファーヴの現役続行について、ロン・ウルフ元GM。「このように早く決めたことは、トンプソンGMとマッカーシーHCの助けとなったと思う。引退となったら、FAでどんな控えQBが手に入るか、検討しなければならないところだ。だから、こうして早く決めたのはチームにとって大きな助けになる」
- Press-Gazette紙によると、ファーヴがこれまでパスを通したレシーバーの数は86人。ダン・マリーノは17年間で78人、ジョン・エルウェイは16年で84人だった。パッカーズ史上では、QBバート・スターが16年で44人、QBリン・ディッキーが9年で43人。
- ファーヴがこれまで最も多くパスを通したのはWRアントニオ・フリーマンで426回。WRドナルド・ドライバーが411回で続き、以下RBアーマン・グリーン(340)、FBウィリアム・ヘンダーソン(305)、WRスターリング・シャープ(300)の順となっている。順調なら来年ドライバーが1位となる。