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Packers - Bears Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年1月 2日
- マイク・マッカーシーHC。「素晴らしい形でシーズンを終えることができた。チーム全体に対していくら褒めても足りないほどだが、特に6ターンオーバーを奪ったディフェンスだ。彼らは素晴らしかったし、シーズン後半になって本当によくまとまってきた。オフェンス的にも、1つのターンオーバーを除いて、ポジティブな点がいくつもあった。スペシャルチームではカバレッジユニットが目覚しい活躍を見せてくれた。今日の勝利は非常に嬉しい。最後に4連勝、地区内5勝1敗。オフシーズンから計画を立ててやってきたとおりにチームが前進できたのは素晴らしい気分だ。それにこの気分をシーズン後に持ち越せるのもいいね」
- プレーオフの可能性が消えても、同地区ライバルのベアーズを倒したい気持ちに変わりはなかった。「土曜までのコメントはリップサービスで言っていたわけじゃない。僕らは心底ベアーズに勝ちたかったんだよ。開幕戦で惨敗し、それはランボーフィールドでのとてもつらい敗戦だったんだ。何とかしてその借りを返したかった」とDEアーロン・キャンプマン。
- ファーヴの最終的なパス成功は21/42の5割だったが、最初の18回のうち13回が1stダウンとなるパスだったとのこと。ポケットの中でうまくパスラッシュをかわして時間を稼ぎ、ダウンフィールドに投げることができた。「安全なショートパスを通すも1stダウンには足りず」ということがほとんどなかったのが勝因の1つ。
- どうやら首のつながった観のあるボブ・サンダースDCは、終盤のディフェンス躍進について、「もともとのプランを堅持して、全員がお互いを信じたおかげだ。たくさんある細部へ我々は注意を払った」と振り返っている。DTコーリー・ウィリアムズはサンダースDCについて、「僕らは彼の力を疑ったことはない。不振のときも彼の責任じゃない。フィールドで僕らがやるべきことをできていなかったんだ。彼は素晴らしいコーチだし、長くここにいてくれることを願っている。彼の下でプレーできて僕はとてもよかった」
- シーズン終盤のディフェンスの進歩についてDEカレン・ジェンキンズは、「過去3試合の内容は、僕らが運や何かで勝ってきたんじゃないことを示している。僕らがどれだけ良いか、どれだけ進歩したかの証明だ。おかげでみんな、来年を楽しみにする気持ちが強くなったよ」と語っている。LB A.J.ホークは、「うまくいかない時期も、僕らはこのスキームとシステムを信じていた。目に見えるプレー内容よりも、僕らの本当の力はずっと上だと分かっていた」
- インターセプトを連発したディフェンスについて、マッカーシーHC。「本当はディフェンシブラインから始まっているんだ。試合を通してQBにプレッシャーをかけられたと思う。特に前半4メンラッシュでプレッシャーをかけられたのが大きかった。チャールズ・ウッドソンはこれまで私が見た誰よりも嗅覚に優れたDBだ。ニック・コリンズが本来の力を発揮し始めたのも、ご覧になったとおり。このところ彼はいくつもビッグプレーをし、今日もインターセプト2つだけでなく、もう少しで3つ目までできるところだった。繰り返すが、ディフェンス全体が素晴らしい頑張りを見せたと思う」
- 初のINTリターンTDで、試合の流れを決定付けることになったSニック・コリンズ。「素晴らしい気分だ。大学や高校の時はエンドゾーンに慣れていたけど、プロでは初めてだからね。毎週でもできる能力はある。流れさえつかめて、チャンスをくれれば、これからたくさんお見せできるだろう」と自信家の彼らしいコメントをしている。DTピケットは「ディフェンスは試合最初から好調だったが、ニックのインターセプトで本当に波に乗ることができた。あれで勢いがついたんだ」
- ジェニングス欠場の穴を見事に埋めたWRルヴェル・マーティン(7回118yds)とWRカーライル・ホリデイ(5回87yds)について、「連中はベテランのようにしっかりとしたプレーを見せた。仕事のやり方をわかっていた。彼らの頑張りがチームを大きく助けてくれたよ」とWRドライバーは賞賛している。
- ドライバー以外が100ydsレセプションを記録したのは、第5週ラムズ戦のWRジェニングス以来。WRルヴェル・マーティンは、「相手はドナルドを止めるためにデザインしたディフェンスをしてくるが、それは他のレシーバーの働きしだいで崩すことができる。僕とカーライルがいいプレーをできたのは、チームにとって大きいことだったと思う。(初の100ydsゲームは)僕にとっても大きな意味がある。いつでも僕は、チームメイトたちに、そして球団側に、自分がいいプレーができることを示したかった。ようやくその機会ができ、そのチャンスを活かすことができて本当に嬉しいよ」
- 唯一ファーヴが許したインターセプトは、WRルヴェル・マーティンがオーディブルを分かっていなかったためらしい。
- RBアーマン・グリーンは自身6回目のシーズン1000ydsラッシング。「1000ydsを超えるのはリトルリーグの頃からの目標だからね。ランニングバックを長くやっていると、1000ydsを超えるのはむしろプライドの問題なんだ。もしRBが1000yds走れれば、そのチームはその年、いい形になっているということだから」と振り返っている。サイドライン際でファンブルした(アウトオブバウンズで事なきをえる)のは第3週以来のミスだったが、今季ファンブルロスト2回はパッカーズに来て以来最少。(大ケガをした昨季は除く)
- Cスコット・ウェルズ。「去年と比べて、ずっと明るい気持ちでオフシーズンを迎えることができるよ。4勝8敗だったときはとてもつらかった。あそこが重要なポイントで、言ってみれば決定的な瞬間だったと思う。下位のチームはあのあたりで諦めてしまうところだから」
- 6巡ルーキーのDTジョニー・ジョリーは、今季もっともプレー回数が多かったらしい。代わりに機会を減らされたのはDTコリン・コールで、彼は2年目の今季期待されたほどの成長を見せられなかった。
- WRジェニングスが急きょ欠場したことについて、マッカーシーHC。「奥さんの二コールが今日の午後出産したからだ。昨夜(土曜)遅くに連絡が来て、彼はシカゴからグリーンベイに帰った。私がいつも言っているように、最初の子供が産まれるのは、フィールド上の何よりも大事なことだ。だから彼はいるべき場所に行ったのだ」