過去の記事 |
2006年 >
11月 >
Packers - Seahawks Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年11月30日
- ラン不振についてジャゴジンスキーOC。「全てはフロントラインから始まる。ウチには非常にしっかりしたランニングバックたちがいるのに、ブロックがしっかりできていない。スキーム的なことや、準備の問題ではない。フロントラインが十分な仕事をしていないだけだ」
- RTタウシャー不在の影響についてマッカーシーHCは、「マーク・タウシャーはウチのオフェンスの重要な一部だ。あのケガをした時点で、彼は極めて良いプレーをしてくれていた。数週間にわたってベストパフォーマンスを続けていたんだ。その彼がいなくなったのだから、そう、たしかに影響は大きいよ」と認めている。次戦もRTタウシャーは "Doubtful" とのこと。
- Cスコット・ウェルズ。「4つもターンオーバーを奪ったのに、それを活かせなかったのが大きく響いた。あのように優れたチームとの対戦では、ターンオーバーとか相手のミスにつけ込むことがどうしても必要になる。最初に攻め込んで大量リードを奪うことがね。今日はそれができなかった」
- 雪に見舞われた試合環境についてFBウィリアム・ヘンダーソン。「いや、人工芝だし(見た目と違って)足場は問題じゃなかった。ほとんどの連中がもっとひどいフィールド・コンディションを何度も経験している」
- 後半最初に飛び出した48ydsのタッチダウンについて、WRドナルド・ドライバー。「あれは本当はランプレーだったんだよ。ハーフタイムにブレットと僕で相談したんだ。彼がこちらを見てちょっとした合図をするだけなんだけど、すごくうまく行ったね。あのフォーメーションからパスを投げることは以前にもあった。あのビッグプレーでモメンタムはこちらに来ると思ったんだけど・・・」
- NFL初先発でリターンTDを決めたLBアブドゥル・ホッジだったが、235ydsラッシングを許したラン守備崩壊は、LBバーネットの不在が大きかったとコーチ陣は認めている。相手の陣形を見てオーディブルをコールしたり、フロント7のアラインメントを変えたり、といった部分で「ディフェンスのQB」がルーキーに変わったことは痛かった。「ボブ・サンダース(DC)と確認したことなのだが、ホッジはまずまずの働きだった。しかしウチのラン守備での失敗は、ラン攻撃の方の問題も似ているのだが、アラインメントの問題から始まっている。フロント7のアラインメントが間違っていることが何度もあって、ホッジもその一部分だった」とマッカーシーHC。
- ランで攻め立てられてパスでとどめを刺されるパターンについてDTライアン・ピケットは、「彼らが常にそうしてくるのは、試合前から分かっていたことだ。ラン、ラン、ラン、そしてプレーアクション。平均5ydsも走られたら、そりゃあうまくいきっこない」と語っている。Sニック・コリンズは、「こっちも誰か1人は(ランストップのために)前に上がってはいたんだけど、それでも走られてしまった。どちらかのサイドの選手が前に上がると、むこうはその逆サイドへとランをしてきた。QBハッセルベックはこちらの誰かが上がるのをチェックして、フェードやウィークサイドへのランへと変えていた」
- 3インターセプトを稼ぎ出したセカンダリーはパスのブレークアップも8回あり、ようやく安定したパスカバレッジを見せることができた。「3INTとファンブルフォース1回。ターンオーバー狙いのプレーを先週はずっと練習していたし、アル(ハリス)とチャールズ(ウッドソン)はボールへの詰めがすごく速かった。僕らはその気になりさえすれば、いいフットボールができるんだ」とSニック・コリンズ。CBウッドソンは、「今回はすごく安心して動くことができた。ディフェンス全体が互いに信頼感を持って落ち着いてやれることが大事なんだ。今年はそれができないことが結構あるからね。ただ、4ターンオーバーも挙げれば、勝てるチャンスは大きいと誰だって思うものだ。前半はすごくいいプレーができていたが、後半はきちんと仕事をやり遂げることができなかった」
- この日はCBアル・ハリスが常にWRディオン・ブランチを、CBチャールズ・ウッドソンが常にWRダレル・ジャクソンをカバーしていた。
- 7-3とリードした第2Q、SEA陣11での3rdダウン11でパスを投げずRBモレンシーのドロープレーをコールした判断について、マッカーシーHC。「率直に言って(雪が降りしきる)天候のことをまず考えた。私はあのくらいは平気でするよ。はっきりと、フィールドゴールのためのプレーだった。ボール・セキュリティを心配したからだ」
- DTカレン・ジェンキンズのラフィングザパサー判定についてマッカーシーHCは、はっきりとした審判批判は避けつつも、ジェンキンズは何も間違ったことはしていない、と繰り返し語っている。「我々は選手をいろいろと指導するわけだが、あのようなことが試合で起こったら、選手に何と言えばいいのだろう? 選手は教えられたとおりのことをしたのに反則を取られたのだから、それは厳しい」とマッカーシーHCは語り、問題のプレーについては、リーグ本部に問い合わせをするとのこと。しかし、こうした確認作業は毎週のように各球団がリーグ本部とやりとりしていることで、決して珍しいことではなく、「厳重に抗議」といったことではない。
- WRバールソンに45ydsリターンを含む平均25.8ydsを許したキックオフカバレッジの拙さも、相手オフェンスを楽にしてしまった。「最初の1回だけはよかったが、それ以後は全てダメだった。ブロックを振り払うことができなかった。基本的な技術をおろそかにしてしまっていた」とマイク・ストックSTコーチ。マッカーシーHCも、「自分の担当するレーンを守るということが全くできていない。フットボールをやっていれば、キャンプ初日から何度も何度も叩き込まれることだ。キックオフカバレッジは非常に悪いパフォーマンスだった」
- 第2Qの28ydsFG失敗について、「ライン中央を割られたことと、Kレイナーのキックが低かったことの両方がFGブロックの原因」とマッカーシーHC。