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Notebook: QBファーヴが復帰してシャープな動き
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年11月26日
- 金曜の練習に復帰したQBブレット・ファーヴは1stチームの全てでプレーし、タイトなスパイラルでシャープなパスを投げていた。「今日はとても調子がいい、と本人は言っていた。じっさい非常にいいパスを投げていたし、今季最高の練習のひとつじゃないかな。ヒジのことは全く問題にならないだろうと思う。今日は本当に勇気付けられた」とジャゴジンスキーOC。RBグリーンも「いつもどおり、とてもよかった。僕やラインの連中の仕事は、彼を守ってポケットでの時間を与えること。それが一番だ」
- シーホークス戦でQBトッド・バウマンとQBイングル・マーティンのどちらが2番手QBを務めるかは未定、とジャゴジンスキーOC。
- LTチャド・クリフトンはハムストリングを痛めて金曜日になってインジャリーリストに追加され "Questionable" となっている。
- 2時間20分ほどだった金曜の練習では、最初の1時間は屋内練習場ドン・ハトソン・センターで行い、その後は屋外のレイ・ニチキ・フィールドに移った。擬似クラウドノイズのボリュームを普段より上げ、アウェーゲームに備えている。シアトルのクエスト・フィールドは観客席が屋根に覆われているため、そのクラウドノイズはドーム球場に近いものがある。しかしパッカーズは先々週のメトロドームでも1回しかフォルススタートを犯しておらず、「サイレントカウントはミネソタでもうまく行ったし、問題にはならないだろうと思う」とCスコット・ウェルズは自信を示している。
- LBベン・テイラー(ハムストリング)は "Doubtful" 、LBトレイシー・ホワイト(ヒザ)は "Questionable" とリストされていることを考えると、もしLBバーネットが使えない場合、LBアブドゥル・ホッジを代役とするしか選択肢はなさそう。じっさい金曜の練習ではLBニック・バーネット(右手骨折)とLBホッジが半分ずつ1stチームでプレーした。
- 「僕はプレーしたいけど、決めるのはコーチたちだ。今は50-50だろうね。どうなるかはわからない」とLBバーネットは語っている。「痛みのレベルは10段階の7ぐらい。今日は限界までは無理しなかった。ダミー相手にはタックルしたけど、オフェンシブラインとはぶつかり合いをしなかった。調子はよかったよ。(ギブスをした方の手で)パスを叩き落したりしたしね。明日はどこまでできるか試してみて、それを元に本番でどうするか決めることになるだろう」
- 今季10試合のうちパッカーズがコイントスに勝ったのは6回あったが、そのうち5回は3&アウトに終わっている。ラムズ戦だけは1stダウンを更新したが、4プレー目でRBモレンシーがファンブルロスト。コイントスに敗れて後攻となった4回のうち、3&アウトが1回、1stダウンを更新してパントしたのが1回、フェイクFG失敗が1回。セインツ戦だけタッチダウンを挙げることができた。つまり、今季は最初のオフェンスで得点したのは1試合しかない。10回のオープニングドライブで38プレー116yds(平均3.05yds)、7得点、1stダウン5回。
- 10試合のオープニングドライブで7点しか挙げていないパッカーズオフェンスに対し、相手は50プレー283yds(平均5.66yds)、24得点、1stダウン15回。
- 上記のようなオフェンスのスロースタートが4勝6敗という成績に影響していると思うか?と聞かれたマッカーシーHCは、「もちろんだ。あるべき状態には程遠いし、非常に腹立たしい。最初のドライブに向けて準備を重ね、選手たちもやるべきことは最初からわかっているわけだからね」と答えている。「私の経験から言うと、最初のシリーズがよいということは、自分たちの本来のオフェンスをそのまま続けていける、ということだ。ウチは第2、第3シリーズは非常によくやっているので、『スタートが悪い』とは私は分類しない。しかしオープニングシリーズがあるべき姿ではないのは確かだ」