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Packers - Bears Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年9月12日
- マイク・マッカーシーHC。「望んだようなシーズンの始めかたではない。だからといって自殺するつもりはないよ。ウチはいま0-1だ。フットボールチームとして向上すべき点がある。この先にはよりよい日々が待っている」
- ランの強調についてマッカーシーHC。「今日の我々はランで進めることに重点を置いた。3rdダウンロングにならないよう、なるべく短いヤーデージを残すことだ。しかし肝心の3rdダウンコンバージョンができなかった」 「若いOLたちは、予想どおりの戦いぶりだったと思うし、ランゲームではいい仕事をした。こうして試合で経験を積んでいかなければならない」
- QBブレット・ファーヴ。「単にウチがあまりいいチームでない、ということかもしれない。僕にはわからない。こんなにひどくはないことを願うよ。若いチームのよい点は、立ち直りが早いことだ。もともと世間からの期待のレベルは高くないし、まだこれからたくさん試合がある。それは良い方にも悪いほうにもなりうるけどね」 「正直言って、ウチなら相手を驚かすことができると僕は楽観していた。僕が間違っていたのかもしれない。しかし僕はオフェンスを率いる能力に自信を持っている。自分ならディファレンス・メーカーになれると信じている」
- ファーヴのQBスニークがいつ以来のことなのか、本人も思い出せず、球団側や地元メディアも把握できないほど久しぶりのことだった。10点を追う第2Q、3rdダウン1をRBグリーンが取れず、4thダウン2インチでQBスニークを失敗。「あれは大きなプレーだった。あのあたりでいくつか1stダウンを取れていたら、試合全体が変わっていたかもしれない」とRTタウシャー。
- 上記のようなショートヤーデージの失敗についてCスコット・ウェルズ。「ああいうのはオフェンシブラインの責任だ。僕たちが押し込むことができなかったんだ。多少は押せた感じがしたけれど、足りなかった。ショートヤーデージをランで取れるか取れないかで大違いだから、ウチはすごく重視してやっているんだけど」
- 10ヶ月半ぶりの公式戦で110ydsラッシングを挙げたRBアーマン・グリーン。「どんな見方をしようと、ウチは負けたんだ。僕の成績がどうだろうと、ブレットやドナルドがどうだろうと、勝利をつかみ取ることができなかった。それが一番大きい」 「自分がまだやれるのだということを、僕は自分自身に証明しなければならなかった。他のみんなは僕のことを信じてくれていたし、僕は自分の仕事をしたかっただけだ。ただ、なんとかエンドゾーンまで進んでチームを助けられたらよかったけど」 「負けてはいい気分になれないけど、シーズンは長い。これから15試合、ハードに頑張り続けるだけだ。今回の失敗は明日(のフィルム分析で)よく見て、悪かったところを復習していく。その後は次のニューオーリンズ戦に集中して、今回の試合は過ぎたこととするさ」
- RBグリーンについて、「去年の大ケガから彼が復活したことははっきりしたと思う」とマッカーシーHC。RTタウシャーも、「今日の彼は信じられないようなプレーをした。去年のあのケガからここまで来たんだ、彼は復活したと言えると思う」
- わずかパスキャッチ1回5ydsに終わったことについてWRグレッグ・ジェニングス。「いくつもの理由が重なってそうなった。ブレットはプレッシャーを受けて、できるだけ早く投げようとしていたし」
- パス守備の不振についてボブ・サンダースDCは、「今日の失敗から学べればと思う。今回の問題のほとんどは、自分たちが犯したミスだ」
- ベアーズは10yds以上のパス成功が9回。CBウッドソンだけでなくDB全ての出来がよくなかった。「なんと言っていいかわからない。非常に、非常に参っている」とCBアル・ハリス。
- LBブレイディ・ポピンガはパスカバレッジの拙さを徹底して突かれ、TEクラークに5回77ydsを許した。「むこうは僕を狙ってきた。そしてカモにされた。否定するつもりはない」とポピンガ。最も大きな第1QのTEクラークへの33ydsパスについて、「マンカバレッジで、ヘルプはインサイドだった。もっと上手くジャムしなければいけなかった。ジャムしたときに少し飛び出してしまい、ポジションから外れてしまった。それで離された。むこうはアウトサイドにカットしてこちらのヘルプはインサイドだから、ワイドオープンになった」
- 第2QのキックオフリターンでRBノア・ヘロンが犯したファンブルロストが、前半の流れを決定付けたと言える。「両手で抱えていなければいけなかった。ボールに手を引っ掛けられた。起こってはならないことだ。自分を責める以外にない」
- 第4Qに許したパントリターンTDはPライアンでなくカバーチームのミスで、特にLBポピンガのポジションが悪かったらしい。マイク・ストックSTコーチは、「相手がキャッチしたときに、こちらはいるべきところに選手がいなければならない。そうすれば相手の行き場はない。縦に走ろうとすればどこかを無理に突くしかなく、こちらはドアを閉めることができる。そして今回はそうではなかった」
- 4thダウンでRBノア・ヘロンにパスを決めたトリックプレーについて、Pジョン・ライアン。「試合前から、使うかもしれないから準備をしておこう、と話をしていたんだ。コールを聞いた時にはすごく興奮したよ。右端からかなりハードにラッシュが来ているのが見えたから、なんとかその上を越そうと投げた。決して美しいパスじゃなかった。何度かジャッグルしたけどノアがうまく捕ってくれた」
- 1週間前に加入したばかりのドラフト外ルーキー、CBジャレット・ブッシュとSチャーリー・ペプラーはアクティブ登録されたものの、出場はスペシャルチームだけだった模様。昨日お伝えしたようにパッカーズはダイム隊形を使わず、パスシチュエーションでも(LBポピンガを下げてCBキャロルを入れる)ニッケル隊形のみを使用した。
- キャンプでは背番号18番を着けていたWRルヴェル・マーティンだったが、82番に変更されている。しかしNFL初出場はパスキャッチゼロに終わった。
- スーパーボウル制覇10周年企画として、元RBレヴェンズや元WRフリーマンや元Sバトラーなど多数のOBがサイドラインを訪れ(写真1・写真2)、また故レジー・ホワイトの妻サラと息子ジェレミーも招待された(写真)。しかし元TEマーク・チュムラの名前が呼ばれたときだけは場内にブーイングが起こった。