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Notebook: 両ガードがルーキー
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年9月 9日
- Press-Gazette紙によると、シーズン開幕戦で先発ガードが両方ともルーキーなのは、1996年のベンガルズ以来。開幕戦に限らなければ、2004年のコルツ以来。パッカーズの調べによると、両ガードともルーキーなのはチーム史上初とのこと。
- ルーキーの両ガードが、プレシーズンでDTロッド・コールマン(ATL)など有力DTたちとの対戦を経験にしたことは、開幕戦でプロボウルDTのトミー・ハリスを相手にする上で役に立つのだろうか? 「うーーーん。プレシーズンとは全く話が違うからねえ。プレシーズンでオフェンスがしっかり進むに越したことはない。しかしフィルムを見ればわかるはずだけど、プレシーズンとは試合のスピードやテンポが全く違うんだ。プレシーズンで優秀な選手と対戦しておくのは確かに良いことには違いない。でも、実績のある選手ほど、レギュラーシーズンに入ると一段階スピードアップしてくる傾向があるよ」とRTタウシャー。
- 最も期待される若手、と内外から賞賛を集めるようになっても、WRグレッグ・ジェニングスは非常に謙虚な姿勢を崩さずにいる。Wisconsin State Journal紙は、"Super-Confident but Ultra-Humble" と表現している。「誤解しないでほしい。褒められるのは嬉しいよ。でも同時に、『はなし半分』で聞いておかなくちゃならない。褒め言葉とか、宣伝文句などにはとらわれないようにしている。目立たずにいるほうがいいからね」とジェニングス。とはいえ、目立たずにいるのがすでに難しくなってきているのが現状だ。「それは知ってる。でもやっぱり、目立たない選手のつもりで行動すべきだと思うんだ。注目されることを意識し始めると、プレーする際にもそのことが頭に残ってしまう。自分にふさわしい賞賛を獲得し続けたい気持ちが、プレーぶりにも影響を与えてしまう。だから、常に地に足をつけていなければならないんだ」
- WRが4人しかいないのにTEが4人もいることについてジャゴジンスキーOCは、「必ずしも必要というわけではないが、よい選手を手放すのは難しいものだ。そして我々は非常によいタイトエンドを4人抱えていると思っている。彼らはタイトエンドだけでなく、それ以上のことができる」と語っている。フランクス以外の3人はフルバックの練習も行い、FBヘンダーソンの欠場に備えている。
- RBヘロンとRBガドーのどちらが2番手RBなのかと聞かれたジャゴジンスキーOCは、コメントを避けた。
- CBアル・ハリスはセンターからクォーターバックへのエクスチェンジ練習に加わって、自分の方にパスを投げさせてキャッチングの練習を重ねている。CBウッドソンの加入で自分サイドへのパスが増えると予想して、インターセプトの量産を目論んでいるのかもしれない。「ボールがこちらに来れば来るほど、キャッチする機会も増えるからね。もっと落ち着いて捕れるよう努力しているところだ。他のことは全てこなせているから、インターセプトにはキャッチングの向上がたぶん一番大事だろうと思う」
- 「さしあたってはCBチャールズ・ウッドソンがパントリターナーだ」とストックSTコーチ。2番手はWRジェニングスが務める。
- キックオフリターナーについては、RBヘロンとRBガドーにWRファーガソンも加わる予定とのこと。
- 昨年大成功を収めたパッカーズ公式ピンク・キャップだが、今夏は "ハート・キャップ" と銘打って赤いキャップを売り出し、すでに60,000個を売り上げている。ピンクキャップは乳がん関連チャリティだったが今回のは心臓病。定価15ドルのうち5ドルが、心臓病の研究・治療・予防運動などに寄付されることになっている。