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Notebook: RBグリーンはキャリー数の上限なし
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年9月 8日
- パッカーズはこの水曜日にはパッドを着けての本格練習を行ったが、今後もこのパターンを続けていく方針、とマッカーシーHC。シーズン中は(消耗を避けるため)パッドありの練習を好まないコーチも多いが、経験の浅い若手が多いチーム状態を考え、メリットの方が多いと判断した。「週ごとに検討しながらやっていく。しかしシーズン中のどこか、たぶん8週から10週あたりかな、そこからは完全にパッドなしにするだろう」
- 10ヶ月半ぶりに出場するRBアーマン・グリーンについて、キャリー数の上限などはない、とマッカーシーHCは明言した。「全くないよ。勝つためにプレーするだけだ。彼はコンディショニングのために居残りで頑張っているし、心肺能力が問題になることもないだろう」
- まだコーチから正式なコメントはないが、LBブレイディ・ポピンガは練習のほとんどを1stチームでプレーし、先発出場が確実となっている。
- パスシチュエーションで誰がダイムバックとなるのか。4番手CBがダイムを務めるのが一般的だが、CBブラックモンはまだ出場できそうになく、CBジャレット・ブッシュは入団して数日しか経っていない。そこで、堅実さのある6巡ルーキーのSカルヴァーを6人目のDBとして入れて、Sコリンズはパスカバレッジの方に移る、というのが現実的かもしれない。Sコリンズは大学でもCB経験が豊富で、申し分のないスピードを持っている。「僕はえり好みする方じゃないし、どこをプレーするかなんて重要じゃない。大学でもやっていたから、コーナーをやるスキルは多少はある。僕はどっちでもいい。可能性は60-40じゃないかな」とコリンズ。
- DTライアン・ピケットとコンビを組む先発DTが誰になるのか、まだはっきりしない。公式デプスチャート上ではケンドリック・アレンになっているが、練習ではコリン・コールが1stチームに入ることが多いようにも見える。「どうなるのか、誰も教えてくれないんだ。だからオレたちは、誰が先発するのかインターネットで調べようじゃないか、と冗談を言ってる」とアレン。
- インジャリー・リザーブに入っていたT/Gエイドリアン・クレムが、チーム側との "injury settlement" に合意し、解雇された。昨年春、LGマイク・ウォールの後任として2年契約で移籍してきたクレムだったが、ガードへのコンバートにけっきょく失敗し、シーズン半ばでウェルズに先発を譲った。今年は慣れたタックルに戻って左右両方の控えを務める予定だったが、キャンプ序盤にアキレス腱を断裂し、グリーンベイでの失意の2年間を終えることになった。
- 話題になったTVインタビュー(昨日の記事参照)について、水曜記者会見で聞かれたQBブレット・ファーヴは、そのコメントに至った話の流れを説明した。「今季終了後にまだプレーしたい気持ちがあって、チーム側がそれを望んでいなければどうする?と聞かれたんだ。万が一そうなったときに、他チームでプレーすることを考えるか? 考えるだろうと思う。でも本当にそんな事態になると思うか? 99.9%ないと思う。それだけのことさ」