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Notebook: ルーキー14人はNFLダントツ1位
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年9月 7日
- 今年パッカーズの開幕ロースター入りしたルーキーは14人で、ダントツのNFL1位。プロ2年目までの選手を含めると27人で、全ロースターの半分強を占めている。マイク・シャーマン元HC/GMのように、迷ったときにベテランの安心感を選ぶタイプも少なくないが、トンプソンGMの場合、伸びシロの大きさや未知の可能性に賭けるタイプなのは明らかだ。
- 開幕戦に先発出場する新人ワイドレシーバーは、NFL全体でWRグレッグ・ジェニングスだけとなる見込み。新コンビを組むWRドライバーは、「僕の1年目なんか、ほとんどフィールドに出ることさえなかった。何もチャンスがもらえなかった。このリーグに入ってすぐに先発するのは本当に難しいんだ。特にレシーバーはね。このチームでもルーキーWRが先発したのはずいぶん前のことだろう」と語っている。
- 先発の座を奪われたWRロバート・ファーガソンだが、じっさいWRジェニングスが最も仲がよい先輩はファーガソンとのこと。「僕は(4日前に降格されたとき)腹を立てていたわけじゃない。何も驚きではなかった。僕はよいプレシーズンを過ごしていたから、こうなるとは予想していなかっただけだ。アイツのことはものすごく好きだよ。これが他のヤツだったら・・・」とファーガソン。
- OLでルーキー2人が先発するのは、2000年のRTタウシャーとLTクリフトン以来(ただし開幕からではない)。「大学を出たばかりで、たくさんの違ったディフェンス、違ったカバレッジ、違ったブリッツを相手にするのは大変な仕事だよ。時には重圧も感じる。でもあの年の"タウシュ"と僕は毎週死に物狂いでプレーし、ミスをすることなど心配するヒマさえなかった。とにかく110%の努力をする、今年の彼らもきっとそうだろう」とLTクリフトン。
- 最終ロースターカット発表の土曜日、ドラフト外のDEジェイソン・ハンターは電話の前で連絡を待つつもりだったが、ヘアストンDEコーチのおかげで待たずに済んだ。「朝コーチが電話してきて、『寝てたか』 『はい。朝の8時ですし』 『心配か』 『ええ』 『いや、そんな必要はない。お前はロースター入りした』 『えっなに?』 『入った。お前はやったんだ』 『WOW !!!』 って感じだった」
- 同じくドラフト外のWRルヴェル・マーティンには球団側からの連絡は全くなく、家族で大学フットボール中継を見ながらもどかしい1日を過ごしたようだ。妻のミシェールがインターネットでパッカーズの解雇リストを見つけ、そこに彼の名前がなかった。「何も連絡をくれなくて、翌日も仕事に出かけただけさ。解雇選手のリストをネットで見て、自分がその1人でないことがわかった。全てがバラ色に思えたよ」
- これまでは「パッカーズ以外ではプレーしたくない」と語ってきたQBブレット・ファーヴだが、数日前のインタビューでは微妙にトーンが変化している。「他チームでプレーすることが絶対ありえないとは言えない。もしパッカーズが僕抜きでチームを作り直したいと考えて、僕がまだプレーできると感じたら。 『ブレット、もし他所へ行きたいならそうしてくれ。ウチは再建の時なんだ。君が続けていたらうまく行かない。だから好きなようにしてくれ』 と言われたりしたらね。その時点でまだ僕がやる気まんまんだったら、移籍がないとは言えないよ」
- 現役続行を迷っていた際に、解説者フィル・シムズ(元QB)のラジオを通してのアドバイスを聞いたのが決め手の1つになったとQBブレット・ファーヴは言う。「できる限り長くプレーしろ。もうこれで終わりだと思ったら、あと1年か2年プレーしろ。フットボール後の人生は、永遠と思えるほど長く感じる」とシムズは4月14日の放送で語った。ファーヴはちょうどカーラジオで聞いていた。「まさに自分にぴったりだった。 『彼の言うとおりだ。僕はまだプレーできる、まだプレーしたい。だからフットボールに戻るべきだ』 と思った」
- 前日のWRコーレン・ロビンソン訪問について、トンプソンGM。「コーレンとは長い付き合いだから、ここへ呼んで、ちょっと話でもして、どうしているか聞きたかっただけだ」
- パッカーズを解雇されたWRロッド・ガードナーがベアーズを訪れてワークアウトを行った。