過去の記事 |
2006年 >
09月 >
Camp Notebook: 2年目組の伸び悩み
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年9月 2日
- 残るスターター争いは、WRファーガソンがWRジェニングスを抑えられるか、DTはライアン・ピケットの相棒が誰になるか、キッカーはレイナーがコクレーンを退けられるか。それに加え、このところブレイディ・ポピンガがストロングサイドLBのベン・テイラーをプッシュしている。タイタンズ戦では先発組の出番はごくわずかの予定で、2ndチームで登場するポピンガの出番はかなり長くなる。そこで活躍を見せられれば、開幕戦は無理でもシーズン中にスターターの座を奪う可能性はありそうだ。「将来のことを予想するのは難しい。しかし現時点では、ベン、ニック、ホークがウチのスターターだ」とウィンストン・モスLBコーチ。
- ヒザの前十字靭帯(ACL)断裂から復帰するだけで今年は精一杯だろうと見られていただけに、このところのLBブレイディ・ポピンガの元気ぶりには驚くほかない。「練習を見ていると、彼がケガをしていたなんて思い出すのが難しいぐらいだ。どれだけハードに頑張るヤツか、よくわかるよ」とモスLBコーチは語っている。
- そのいっぽうで、その他の2年目組が大きな底上げを見せてくれなかったのが今キャンプ最大のガッカリといえる。十分な成長を見せたのは1巡のQBアーロン・ロジャースだが、今年は出番がない。伸び悩む2巡のSコリンズはビッグプレーが影をひそめ、同じく2巡のWRマーフィは首のケガで退団、4巡のSアンダーウッドはACL断裂で今季終了、5巡のG/Tコストンもスターターの座から遠ざかるばかり。同じく5巡のCBホーキンズはケガばかりで粗削りのまま、6巡のDEモンゴメリーは期待が大きかったがそれほど伸びておらず、7巡のLBキャンベルは2年連続IR入り、同じく7巡のOGウィティカーはついに解雇されてしまった。ドラフト外のRBガドーも新しいゾーンブロッキング・スキームへの適応に苦しみ、昨年ほどの輝きがない。
- LB A.J.ホークはファルコンズ戦でブリッツに入った際のQBショックリーに対するヘルメットtoヘルメットの反則で、リーグ側から$5000ドルの罰金を言い渡された。
- 8月10日に足首を痛めて3試合を欠場したDE/DTケニー・ピーターソン。ルーキーのDEハンターやDEトルフソンとロースター入りを争っているが、アピールするにはタイタンズ戦しか残されていない。まだ足首は万全には程遠いものの、コーチとマンツーマンで居残り練習をして最後のチャンスに賭けている。
- トンプソンGMは火曜日の記者会見で「選手が余るポジションが少なくとも1つある」と語り、どのポジションか明示しなかったが、地元メディアは「おそらくDTのことだろう」と見ている。先発確定のピケット以外、DTにはそこそこ使える選手が5人揃っていて1人は余る計算なので、交渉相手が見つかればトレードもありうる。
- パッカーズ公式サイトがリニューアル。カラースキームの変更とともに、NFL.comと同じような、複数のトップストーリーをローテーション表示する形になっている。またランボーフィールドのコーナーが別ドメインに独立して拡充され、キャンプ公式サイト、パッカーズ・プロショップとともに、4つめの球団直営サイトとなっている。