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Day 24: 両ガードの出来に満足
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月22日
- 右ガードで初先発したトニー・モールの出来がよかったことに、コーチ陣はかなり喜んでいる様子だ。「プロのゲームにも気後れする様子がなかったのがいいね。サイドラインでにっこり笑って『さあフィールドに出て楽しもうじゃないか』という風だった。内容も非常によかった。前回の試合のように、ディフェンダーがフリーで入ってくることがあまりなかったし。とても自信を与えられたよ」とジャゴジンスキーOC。
- 右ガードから左ガードに移ったジェイソン・スピッツは、ランブロックでいくつか失敗はあったが、QBへのプレッシャーは一度も許さず、十分に合格点のようだ。プロボウルDTのロッド・コールマンは11プレーに出場してRGモール相手が6回、LGスピッツ相手が5回だったが、2人ともプレッシャーを許さなかった。
- ファルコンズ戦で2ndチームの右ガードに入ったムーキー・ムーアだったが、15プレーのうちに2サックも許したためOGトゥーペ・ペコーと交代させられた。入団からわずか9日での出場にジャゴジンスキーOCは同情的で、「まだ練習で一度もこなしていないプレーさえあったしね。いくらなんでも、もう少し練習を重ねないと」
- 先発組から2ndチームに下げられた2巡ルーキーのLGダリン・カレッジだが、QBへのプレッシャーを3回も許すなど、特にブルラッシュに押し負けるプレーが目立った。プロのDTを相手にするにはまだ鍛え方が足りない、という見方が強まりつつある。
- 85ydsのタッチダウンの最後で、WRグレッグ・ジェニングスはスピードを緩めたためにディフェンスに追いつかれそうになり、あと何ヤードかあったら危ないところだった。「あれはジャンボトロンの悪影響だったな。最初に画面を見上げたときはそばに誰もいないように見えたんだ。フリーだと思ったからスローダウンしたんだけど、むしろ加速するべきだった」とジェニングスは笑っている。
- パントリターナー候補のWRコーリー・ロジャース(4巡ルーキー)は、ファルコンズ戦でもパントを捕り損なうシーンがあり、いよいよ開幕ロースター入りが危うくなってきた。「もっとしっかりキャッチしなければいけない。そのための練習はずっとしてきている。チャンスを与えられているのだから、それに応えてもっといい仕事をすることが必要だ」とマッカーシーHC。
- 両パンターはどちらもファルコンズ戦ではイマイチだった。「接戦が続いている。おそらくプレシーズンが終わるまで決まらないのではないか」とマッカーシーHC。ライアンにもサンダーにも明らかな欠点があり、本当にこの2人のうちどちらかでいいのか、という声が地元メディアに大きくなってきている。
- キッカーについては、デイヴ・レイナーへの信頼感が少しずつ強まりつつある。「大学時代はあまり正確性がなかったようなことを言われるが、彼はミシガン州立大の史上最多得点記録を持ってるんだよ。あそこにはモーテン・アンダーセンのような優秀なキッカーも在籍したのにだ」とマイク・ストックSTコーチ。
- 次のベンガルズ戦では先発組は後半途中までプレーさせる、とマッカーシーHCは語り、QBマーティンとQBローベルの出番は今度もなさそうだ。「できれば最後のタイタンズ戦ではプレイングタイムがもらえるといいね。次の試合の準備もするけど、今週の練習でしっかり頑張るのが大事だ」とQBマーティン。
- わき腹を痛めているDTケンドリック・アレンはファルコンズ戦を念のため欠場したが、次は大丈夫そう。「ドクターが慎重になっただけだ」と本人。