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Day 21: RBグリーンとLBポピンガのリハビリ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月19日
- ファン公開としてはこの日が最後の夜間練習。最低気温は15℃前後と、コーチたちは薄手のジャンパーを着るほど(写真)の涼しさが続いている。午前の練習はQBファーヴをはじめ多くのベテランに休養が与えられた。
- 今キャンプの控えTE争いではTEデヴィッド・マーティンの内容がよく、TEドナルド・リーは落球やアサインメントミスが多くパッとしなかったため、2番手はマーティンでほぼ決まりの状況。しかしこの日の練習ではリーが今年最高の出来で、QBファーヴからの難しいサイドライン際のパスをキャッチしたり、フェードパターンを走ってTDパスを捕ったり。
- 5巡ルーキーのQBイングル・マーティンがWRルヴェル・マーティンへ見事な54ydsのTDパスをヒット。TEデヴィッド・マーティンのロースター入りは確実で、QBマーティンとWRマーティンがロースター入りを果たしたら、チームにマーティン姓は3人になる。
- 右ガードで試験起用中のトニー・モールがダメだった場合、昨年スターターだったウィリアム・ウィティカーに再びチャンスがめぐって来そうだが、そのウィティカーはハムストリングを痛めてずっと欠場が続いている。
- プロ2年目のジュニアス・コストンは春ごろは右ガードでスターター扱いだったが、今キャンプでは左タックルや右タックルをやらされて、どこをやってもパッとしない。どこでもできるというよりも、どこもできない、に近い。
- Kカンディフ解雇によって仮のスターターとなったKデイヴ・レイナーはこの日8/10。52ydsを成功させ47ydsと49ydsを失敗したが、どちらも飛距離は足りていた。
- パンターの争いでは、飛距離で優るジョン・ライアンが滞空時間は不安定で、けっきょくこの日の出来はB.J.サンダーと互角。「まだ競争の最中で、決着はついていない」とトンプソンGMは語っている。
- ともに昨年大ケガを負ったRBアーマン・グリーンとLBブレイディ・ポピンガは、互いに励まし合いながらリハビリを進め、先週初めに2人同時にチーム復帰を果たした。「僕らは個人でやるのではなくパートナーがいたから、1人では到達できないようなレベルまで来ることができた。アーマン・グリーンは素晴らしいハードワーカーだ」とLBポピンガ。RBグリーンも、「すごくうまく行ったと思うよ。たぶん神がお決めになったのだろう。だってラインバッカーとリハビリするのは理想的な組み合わせなんだ。彼はブリッツの練習をし、僕はブリッツのピックアップを練習する。僕に必要なことが彼にも必要なんだから」
- チャージャーズ戦で鼠蹊部を痛めたRBガドーが練習に復帰。次のファルコンズ戦はできれば出したいが、患部の状態しだいとのこと。前日途中退場したCBキャロル(ハムストリング)も復帰している。