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Day 12: コンバート説にLBバーネットが苛立ち
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月10日
- 着実な成長を見せているQBアーロン・ロジャースは、レッドゾーン練習でTEフランクスとWRボーリクターにそれぞれTDパスをヒット。ゴールライン練習でもTEザック・アルコーンにTDパスを決めている。
- 復帰2日目のRBアーマン・グリーンは、7on7練習でランプレーはよい動きを見せたが、やはりまだ勘が鈍っているらしく、QBファーヴからの簡単なスイングパスを2回落球。
- 前日の練習で鼠蹊部を痛めたWRグレッグ・ジェニングスは、この日は室内練習場で別メニュー。「たぶん明日には復帰できると予想している」とマッカーシーHC。
- 3巡ルーキーのRGジェイソン・スピッツは練習で右脚を痛めて途中退場。ケガの詳細は検査待ちだが、足首の上部からすねの下部あたりにアイスバッグをあてて冷やしていたようだ。
- スピッツが抜けた右ガードには、先月末に加入したばかりのOGトゥーペ・ペコーが入った。ウィティカーは先日からハムストリングを痛めて休んでいる。
- もともと右ガードの先発を争っていたジュニアス・コストンが先日来の左タックルのままということは、今年はこのまま左タックルの控えに固定するという意図か。
- 3巡ルーキーのLBアブドゥル・ホッジの評判がいいため、なんとか彼を先発で使う方法はないものかと考えた場合、LBニック・バーネットをストロングサイドに移すことも選択肢に入ってくる。LBバーネット本人はその質問に苛立った様子で、「君たちにポジション変更のことを聞かれると、本当に腹が立つことがあるよ。なぜ僕が移らなきゃならない? 僕はウチのディフェンスのベテランだ。ミドルラインバッカーを3年間プレーし、入団以来しっかり活躍してきた。時々はミスをしたこともある。それは認めるよ。でもそれは誰にでもあることだ。3年もやってきたのにこのような話をしなきゃいけないのは、ちょっとうんざりする。ポジションを移ることはないよ。僕はサム(ストロングサイド)にはならない。まあ僕をサムに移したい理由はわからなくもない。僕はパスカバーができるし、頭のいい選手だ。でも、アブドゥルだってコンバートができるぐらい頭がいいと思うよ」
- 前日から復帰しているCBチャールズ・ウッドソンだが、WRファーガソンに43ydsパスを許したり、WRドライバーに完璧に抜かれるなど頼りない出来。圧倒的な力を見せる日もあれば今日のような日もあり、好不調の波の大きさは彼の内面から来るのだろうか、とある記者は不思議がっている。
- ファミリー・ナイトで活躍した6巡ルーキーのSタイロン・カルヴァーの株が上昇中。この日もRBダヴェンポートにナイスタックルして1ydsゲインで止めるなど、4番手セーフティの座を確保しつつある。
- 上記カルヴァーを追うのがドラフト外ルーキーのSトレイ・ボーガー。彼の父ジェロームはNFLの審判で、過去2年間はラインジャッジを務めてきたが、ベテランの2人が引退したため今年から主審に昇格するとのこと。もし息子がパッカーズのロースター入りを果たした場合、父はパッカーズ戦で審判をすることができない規定となっている。「父はずっとあの仕事に情熱を注いできた。父自身クォーターバックをやっていたんだ。だから、あれもフットボールのフィールドに立ち続ける方法なんだろうね」
- NFLヨーロッパ帰りのSアタリ・ビグビーは土曜日のファミリー・ナイトで手を骨折してしまい、数日のうちに手術を受ける予定。上記2人とロースター枠を争っていただけに、彼にとっては大きな痛手だ。
- この日のパント練習はジョン・ライアンに軍配が上がった。自陣35ydsから(わずかな追い風)、59yds、58yds、59ydsの3発。ただしB.J.サンダーも57ydsと頑張っている。