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Day 2: NTピケットが接触事故
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年7月31日
- 2日目は午後2時からの練習だったが、さいわい気温は31℃ほどに下がった。
- 土曜の午前に正式にサインしたLB A.J.ホークが1日遅れで練習に合流。さっそく1stチームのウィークサイドLBに入っている。彼にとっては素晴らしい1週間で、月曜に結婚式を挙げ、土曜には億万長者となった。「たしかに、ちょっとクレイジーな1週間だったね。これで契約問題も片付き、仕事に専念できるのが嬉しい。毎月900ドルぐらいの奨学金小切手を受け取る身分だったのが、急にこんなことになるんだから、とんでもないことだよ。まだ実感がわかないし、あまり考えないようにしている」
- DTライアン・ピケットの欠席理由を記者が質問すると、昼休みにランボーフィールドの駐車場で接触事故を起こしていたようだ。マッカーシーHCによると、さいわい軽傷で病院には行かず、チームのメディカル・スタッフの手当てを受けているとのこと。チームメイトによると、軽い脳震盪らしい。
- ミニキャンプと同様、QBブレット・ファーヴの投球数は正確にカウントされ、腕への急激な負担増を抑えるよう配慮している。マッカーシーHCによると、(ウォームアップは含めず)2時間半練習の場合は40球から50球、1時間半練習の場合は20球から25球を目安としているとのこと。ファーヴは足首の痛みにも悩まされているが、「それは年のせい」とマッカーシーHC。
- グリーン不在のRB陣では、ガドー、ダヴェンポート、ヘロン、ビーチ(ドラフト外ルーキー)の4人全員がローテーションして1stチームでプレーしている。「2番手RBの座はワイドオープンだ。今日試合があるわけではない。まだキャンプの入り口だし、全員を試しているところだ」とマッカーシーHC。ダヴェンポートはデプスチャート上ではガドーの後ろに下げられているが、非常によい動きを見せている。
- PUP入りで初日の練習に出られなかったWRファーガソンが早くも復帰し、1stチームでプレー。前日は彼(とガードナー)に代わってボーリクターが入っていた。
- 2巡ルーキーのWRグレッグ・ジェニングスは7on7のチームドリルだけで4キャッチの活躍を見せた。「大学のコーチ、特に昨年のコーチがよかった。新しいスキームを覚えなきゃいけなかったんだけど、それがパッカーズのとほぼ同じだったんだ。だからプロ入り後のスキームの勉強がすごく順調だった」とジェニングス。ファーヴとのコンビネーションについて聞かれると、「いや、まだだね。まだ十分じゃない。僕は正しいルートを走って正しい場所に行こうとしているだけだ」
- 同じく2巡ルーキーのLGダリン・カレッジが、1on1のパスブロッキングドリルで申し分のないプレーを見せた。DTカレン・ジェンキンズ、DTコリン・コール、DTジョニー・ジョリーの3人に完勝。ヒザをしっかり曲げ、手の使い方など基本テクニックに忠実とのこと。
- ミニキャンプでも好評だったドラフト外入団のOTジョシュ・バーク(グランドヴァレー大)がよいプレーを続けている。1on1のパスブロッキングドリルで、DEモンゴメリーやDEトルフソンを相手に4戦4勝。11on11でも出来はよかったらしい。5巡指名のOTトニー・モールを右タックルに追いやって左タックルをプレーしており、開幕ロースター入りがうっすらと見えてきたか。
- OTエイドリアン・クレムがアキレス腱を痛め、カートで退場した。まだケガの程度は不明だが、もし断裂していれば今季終了となるのは確実だ。すでに右タックルの控えのケヴィン・バリーが大腿四頭筋腱の断裂で今季終了となっており、もしクレムまでいなくなると経験のある控えタックルがいなくなってしまう。
- DTピケット不在のため、1stチームのDTはケンドリック・アレン、カレン・ジェンキンズ、コーリー・ウィリアムズの3人がローテーション起用されていた。
- Kビリー・カンディフとKデイヴ・レイナーは24yds、29yds、29yds、34ydsを全て成功させ、どちらも4/4。
- Sマーク・ローマンはパッカーズから解雇されてわずか2日で49ersと契約した。
- 練習フィールドへの(仮設でない)照明灯設置について、トンプソンGMは慎重な見方を示した。