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Day 1: 8人がPUPからスタート
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年7月30日
- トレーニングキャンプがいよいよスタート。初日の練習は午後6時半にスタートし、7時45分に照明が点灯、8時44分に練習が終了した。現在のグリーンベイは猛暑に見舞われており、6時半の練習開始時にまだ気温が35℃もあった。
- この暑さにもかかわらず、5000人ものファンが練習フィールドにつめかけている。6月11日に心臓手術を受けたジョン・ジョーンズ社長が初めて公に姿を現し、30分ほど練習を見学。コーチやスタッフと談笑していた。(写真)
- 以下の8人がフィジカルチェックを合格せず、"Physically Unable to Perform List"(PUPリスト)に入れて様子を見ることになった。治りしだいアクティブ・ロースターに復帰して練習に参加する。RBグリーン(ヒザ)、WRファーガソン(背中)、WRガードナー(ハムストリング)、LBポピンガ(ヒザ)、LBグッドウェル(ヒザ)、LBサンティアゴ(背中)、CBブラックモン(足)、Sマニュエル(ふくらはぎ)。マッカーシーHCによると、深刻なケガはないが、特にRBグリーンについては慎重に進めるとのこと。
- 月曜午前のコンディショニングテストでは、室内練習場で100yds走を8本(休憩は各30秒)走らなければならない。攻守ラインマンは100ydsを18秒以内、WRとCBは14秒以内、それ以外の選手は16秒以内が合格ライン。トレーニングコーチによると、1人のケガ人を除き参加者全員が合格したとのこと。
- RBグリーンに代わってRBガドーが1stチームでプレーし、足首のケガからようやく復帰したRBダヴェンポートは2番手となっている。「フットボールを離れるのは本当につらかった。フィールドに出られるだけで嬉しいよ」とダヴェンポート。
- 先発左ガードに入る2巡ルーキーのLGダリン・カレッジは、1on1のパスブロッキングドリルでDTカレン・ジェンキンズのスピンムーヴに置き去りにされるプレーもあったが、2回目のジェンキンズにはしっかり対応し、6巡ルーキーのDTジョリーは完全にコントロールできていた。
- 同じく先発右ガードに入った3巡ルーキーのG/Cジェイソン・スピッツは、DTコーリー・ウィリアムズやDTライアン・ピケットを相手のパスブロッキングドリルでかなり苦しんでいたようだ。
- 今年は控え右タックルとしてロースター枠ぎりぎりを争うT/Gウィリアム・ウィティカーだが、先月よりも14ポンドも絞った322ポンドで登場し、コーチを喜ばせた。
- 若返りが進んでケガ人のいないDL陣は全員が元気に走り回れている。先発候補のDTケンドリック・アレンは目標体重をさらに下回る321ポンドで登場し、1on1のパスラッシュドリルでは3人を相手にどれも完勝していた。
- 契約が間に合わず欠席したLBホークに代わってLBロイ・マニングがウィークサイドの1stチームに。ふくらはぎを痛めているSマニュエルに代わってSマーヴィール・アンダーウッドが1stチーム。
- ホールドアウトの噂もあったCBアル・ハリスだが、初日から参加している。
- OTAを全て欠席したCBチャールズ・ウッドソンも元気に参加し、ハリスとともに1stチームに入っている。ヒューストンで独自にトレーニングを積んで体調は万全と言うウッドソンだが、QBファーヴからWRドライバーへの75ydsのロングTDパスを許すなど調子はイマイチで、ファーヴのパスについていけないシーンが目立った。
- パント練習ではカナダ人のPジョン・ライアンが絶好調で、この夜最高の喝采を浴びた。追い風のなか8回蹴って平均が64.3ydsで、70yds以上が3回。いっぽうPサンダーは8回平均58.8yds。ただしライアンは捕ってから蹴るまでのタイムやハングタイムが不安定だったようだ。
- FG練習ではKビリー・カンディフがPAT、24yds、29yds、34ydsを全て成功。Kデイヴ・レイナーは1本失敗。
- トレーニングコーチのロック・ガリクソンによると、今オフのウェイトトレーニング最多参加者は、RBガドー、Cウェルズ、DEキャンプマン、LBポピンガの4名。