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Day 3: DTライアン・ピケット復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月 1日
- 今回初めて午前・午後と2回の練習を行う3日目だったが、前夜の雨のためフィールドの状態が悪く、午前の練習だけ室内練習場で行った。QBファーヴ(足首)、RBダヴェンポート(足首)、LTクリフトン(ヒザ)は午前だけ休養し、夕方の練習には参加した。
- ファーヴ不在の日曜朝はQBアーロン・ロジャースが1stチームを率い、チームドリルでは6/6と絶好調。入団以来最高の出来かもしれない、との声もあり。いっぽう、5巡指名のQBイングル・マーティンは相変わらずパスが安定せず、悪戦苦闘を続けている。
- 前日の交通事故で軽い脳震盪を起こしたDTライアン・ピケットは、チーム練習には参加せず個人ドリルだけ参加した。チーム練習への復帰許可は月曜にも下りるかもしれないとのこと。彼の運転へのチームメイトの信頼はガタ落ちで、この日の移動も彼のクルマには誰も同乗しなかった。「今はカネ払っても乗ってくれない」と自嘲するピケットだが、「ただ、もっとひどい事故になってもおかしくなかった。誰も大ケガがなくて本当によかった」
- OTクレムが今季終了となり、LTクリフトンも痛むヒザを休めた午前の練習では、T/Gウィリアム・ウィティカーが左タックルに入った。「これ(クレムのケガ)は若手にとってチャンスでもある。このようにして素晴らしいキャリアを築いた偉大な選手たちがNFLには何人もいる。我々は手持ちの戦力でやっていくしかないし、彼らの働きには満足している」とマッカーシーHC。
- 実績からすれば控え左タックルの最有力候補は、大学で4年間先発左タックルを務めた2巡ルーキーのダリン・カレッジかもしれないが、先発左ガードを任せた以上、さしあたってタックルに戻す予定はないようだ。「一度に2つのポジションを学ぶようなことになれば、学習や進歩の妨げになってしまう」とマッカーシーHC。
- 前日のWRファーガソンに続き、WRロッド・ガードナーもハムストリングが治ってチームに合流。ファーガソンやジェニングスらとスターター争いが本番を迎える。現時点ではドライバーとファーガソンが1stチーム、ジェニングスが3番手に入っているようだ。
- LBのブリッツをRB/FBがブロックする1on1練習では、FBヴォンテ・リーチがLBホークを見事にパンケーキにしたり、逆にLBホークがFBヘンダーソンをオーバーパワーしたり、LBアブドゥル・ホッジがRBビーチを吹き飛ばすなど、激しいぶつかり合いが繰り返された。
- 11on11の練習では、左サイドへのランと見せかけた右サイドのフルバックへのプレーアクションパスにLBホークだけが引っかからず、キャッチした瞬間に見事ロスタックルで仕留めるシーンがあった。
- 最初の2日はやられる場面が多かったCBチャールズ・ウッドソンだが、WRドライバーにぴったりついてゆき、ファーヴからのディープパスを叩き落す素晴らしいプレーを見せた。
- 初日に続いて2回目のパント練習では、今回もジョン・ライアンがB.J.サンダーに完勝。
- 今キャンプ最初の小競り合いは、LBベン・テイラー対RB A.J.クーパー。