グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年6月25日

7巡指名のDEトルフソンと契約

パッカーズはドラフト7巡指名のDEデイヴ・トルフソンとの契約を発表した。過去2年間で21サックを記録した白人パスラッシャー。短大で肩を大ケガしていったんはフットボールを断念し大工修行をしたが、ディビジョンIIのノースウェスト・ミズーリ大に入り直してキャリアを再開したという変り種だ。そのためすでに25歳と年を食っている。

ドラフト指名ルーキーはここまで未契約のままミニキャンプには参加できたが、このままトレーニングキャンプに参加することはない。各球団とも7月下旬のトレーニングキャンプ開始に間に合うよう、全ドラフト指名選手との契約を進めることになる。一般に下位指名から上位指名へと進めるため、1巡指名選手との契約が間に合わず数日間ホールドアウト(全員参加の練習を欠席)となることは珍しくない。これが数日でなく数週間となるとレギュラーシーズンにも影響してしまうため、それはなんとか避けたいところ。

"Rookie Pool"という決まった枠があるため選手側がいくら粘ろうと金額には限界があり、けっきょくは「前後の順位の選手の中間」あたりの金額に落ち着くことが多い。そういった事情があるため、近い順位の選手が契約するまで待ってから交渉を進めようとする代理人が多く、トレーニングキャンプ直前になってバタバタと契約がまとまるのが普通だ。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player