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OTA Notebook: CBハリスはホールドアウトの可能性
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年6月22日
- OTAを欠席しているCBアル・ハリスが自宅でインタビューに答え、来月のトレーニングキャンプをホールドアウトする可能性を示唆した。もちろん契約への不満によるもので、「キャンプには出るから大丈夫」と語っていた代理人より少し強硬な発言だ(普通は代理人の方が強硬なものだが)。 「出席の可能性は100%じゃない。それは確かだ。僕だって出ていって自分の仕事をしたい。しかし誰でもフェアに扱われたいものだ。今後の展開がどうなるか、面白いことになるだろう」
- 月・火と練習に参加したQBブレット・ファーヴは、最終日となる水曜日は出席せず、火曜日のうちにグリーンベイを離れた。OTA全体での出席日数は当初の予定どおり14日のうち10日だった。「全ワークアウトを通じて彼の投球数は全てカウントし、毎週100球以内に抑えていた。この1ヶ月の彼の練習量については我々は非常に満足している」とマッカーシーHC。
- 5巡ルーキーのQBイングル・マーティンはコントロールが定まらず、ルーキーらしいミスが目立っている。「フィジカル的には問題ない。ただ実戦形式となると、典型的な若手QBのように見えるね。ルーキーらしいことは別に驚くに値しない」とトンプソンGM。マーティン本人は、「オフェンスの全てを習得するのにどれだけかかるのかはわからない。先週リッチ・ギャノンが講師として来たとき、『プレーがコールされたら、自分の頭の中に全体像がすぐに浮かぶようでなければならない』と言っていた。ポジションごとに考えて誰がどの仕事をする、なんていちいち考えているようではダメなんだ」
- QB陣はファーヴ、ロジャース、マーティンの3人に加えてトム・アース、ブライアン・ローベルがロースターにいる。アースは元コルツのプラクティス・スクワッド、ローベルは今春NFLヨーロッパに派遣された。5人もQBがいても練習で出番を与えようがないため、どちらかを解雇して4人体制でトレーニングキャンプを迎えることもチームは検討している。「それはいま話し合っているところだ。5人ではプレー機会そのものが足りなくなってしまう」とマッカーシーHC。
- RBおよびFBの両方でプレーしている2年目のノア・ヘロンだが、このところイージーなパス落球が目立っている。
- Cスコット・ウェルズが欠席のため、3巡ルーキーのジェイソン・スピッツが1stチームのセンターを初めてプレーした。右ガードにはジュニアス・コストンが繰り上がり。スピッツは1回だけスナップがQBファーヴの頭を超えるという大きなミスをしたが、それ以外はまずまずだったようだ。
- やや向かい風のパント練習ではジョン・ライアンが10回平均49ydsで、36.9ydsのB.J.サンダーに完勝。
- プロ14年目のベテランパンター、トム・ルーエンがシーホークスから解雇された。興味があるかと聞かれたトンプソンGMは、「あったとしても言わないだろうね」とのこと。昨年春にFAとしていったんパンサーズに移ったルーエンだが開幕前に解雇され、シーズン中盤に再びシアトルへ。スーパーボウル記録の平均50.2ydsも記録している。