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Mini Camp 2 - Day 2: RBガドーのファンブル対策
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年5月22日
- ルーキーたちの両親が練習に招待され、サイドラインで息子のプレーを見守った。なお、午後の練習は雨のため室内練習場へ移して行われた。
- 雨は短時間で上がったため、キッカーたちだけ外に出てClarke Hinkle Fieldで練習。先発キッカー決定のタイムテーブルについて聞かれたマッカーシーHCは、「必要なだけいくらでも時間をかけるつもりだ。タイムテーブルはない。目標は開幕のシカゴ戦だ」
- 前日の練習でフォルススタートやオフサイドがあまりに多いことに業を煮やした首脳陣は、この日の練習では反則を犯した選手を即座に交代させ、腕立て伏せを命じた。
- ジム・ベイツ前DCはディフェンシブラインの個人ドリルを非常に速いテンポで行い、アジリティ・ドリルでもスレッドやダミー練習でも選手をハードに追い込み、まるでコンディショニングテストの様相を呈していた。後任のボブ・サンダースDCもこのやり方を踏襲し、DL選手たちを絞っている。
- 初日を欠席したFBウィリアム・ヘンダーソンとWRロッド・ガードナーとRBアーマン・グリーンがチームに合流。ただしグリーンはまだチーム練習には参加できない。
- 昨季目立ったRBサムコン・ガドーのファンブル問題について、すでに3月からマッカーシーHCは対策を講じていたらしい。「彼が就任してすぐからやっていたんだ。要するに、去年の僕はボールを持つ位置が低すぎた。これまでとはかなり違った持ち方を今はしている。最初はぎごちなかったし、まだ慣れてはいないけどね。ティキ・バーバーが(ファンブル問題の改善に)やったのと同じで、高くタイトに持つ。だいぶ馴染んできたところだ」とガドー。
- RBナジェ・ダヴェンポート(足首)については、トレーニングキャンプまで復帰を急がせない方向。「急ぐあまり無理してしまう選手が多いものだ。彼ならオフシーズンプログラムにずっと参加しているし、新しいオフェンスのこともわかっている。安全策で行きたい」とジャゴジンスキーOC。
- 先発の座を争うWRロッド・ガードナーとWRロバート・ファーガソンは、ロッカーも隣り合わせ。「僕はファーガソンのことが大好きだ。しかしこれは競争であり、誰もが勝ちたがっている。チームとしては勝利が目標だが、個人的な目標は先発することだ」とガードナー。
- 2巡ルーキーのT/Gダリン・カレッジは、1on1のパスブロッキングドリルでDTコーリー・ウィリアムズやDTドネル・ワシントンをしっかり料理して見せた。
- CBアル・ハリスが契約に不満でミニキャンプを欠席しているとの見方を、代理人がはっきり否定した。「彼はマイク・マッケンジーじゃない。そんなことはアルらしくない。契約延長から2年も経たないのにパッカーズに交渉をもちかけたらどうなるか、わかるだろう。彼らは話を聞いてもくれないよ。ひょっとしたらシーズン終了後に、何か可能性を探るかもしれないが。過去2年間でキャップ総額は23%もアップしているから、空きも出来てくるだろう。しかし現時点ではノーだ」
- マッカーシーHCによると、CBアル・ハリスは個人的な事情で欠席しており、5月31日からの "OTA" には出席する見込みとのこと。
- テキサンズでは後任GM探しが進行中。以前から噂のあった(記事へ)とおりパッカーズのレジー・マッケンジー・プロ人事部長も候補となっており、土曜日にはパッカーズから正式に面接の許可を得たとのこと。面接の日取りはまだ決まっていないが、来週前半はオーナー会議があるため、その後になりそうだ。