グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年4月14日

3人目のキッカーと契約

ロングウェルの後任キッカーを探すパッカーズは、3人目の候補として元ミネソタ大のKリース・ロイドと契約した。月曜日にパッカーズ首脳の前でワークアウトを行ったロイドは、11本のFG全てを成功させ、キックオフでも十分な滞空時間があった。パッカーズ側はこれを見てすぐに契約をオファーしたらしい。代理人は、「先発争いは完全にワイドオープンだと思う。チーム側は、キッカー(の補強)に関してはこれで終わり、という様子だった。だからおそらくこの3人の中からスターターが決まるだろう」と語っている。

現在23歳のリース・ロイドは、身長5-11(180cm)、体重231ポンド(104kg)。イングランドで生まれ、15歳でアメリカに移住してきた。豊富なサッカー経験(父親はプレミアリーグでプレーし、今はコーチ)をフットボールに活かしている。ミネソタ大での先発2年間で成功率72.2%、パンターも兼ねていた。昨年春にドラフト外でレイヴンズに入団したものの、開幕前に解雇。「昨夏は十分なチャンスがもらえなかった。今年はリースにとって大きなチャンスだ。彼が70ydsを成功させるのを私は見たことがある」と代理人。

先月契約したビリー・カンディフ(記事へ)、先週契約したデイヴ・レイナー(記事へ)とあわせ、これで3人のキッカー候補が揃ったことになる。プロで先発経験があるのはカンディフだけだが、キッカーの場合、大学を出てから何年か修行を積んでやがてスターターの座をつかむパターンも多い。ドラフト下位で有力なキッカーが指名できるようなことがなければ、今回ロイドの代理人が述べたように、この3人のままトレーニングキャンプを迎える可能性が高そうだ。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player