過去の記事 |
2006年 >
02月 >
Notebook: 大学フットボール開催は望み薄
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年2月16日
- ランボーフィールド初のアイスホッケー戦の成功を受け、ウィスコンシン大側もパッカーズ側も、ウィスコンシン大のフットボール戦をランボーフィールドで開催する可能性もなくはない、と語っている。大学側は、魅力的な話だと認めてはいるものの、本拠地マディソンでのホームゲーム(収容人員も1万人多い)を手放す気はなく、ホームゲームをグリーンベイで行ってもよい対戦相手が現れればの話だ、としている。パッカーズのジョン・ジョーンズ副社長は、乗り越えるべきハードルについて、スケジュール面を挙げている。カレッジでは早いうちにスケジュールが決まってしまうが、NFLは4月まで待たないと発表されないからだ。
- 上記のような報道を受け、パッカーズのボブ・ハーラン社長は、今後数年のうちにウィスコンシン大フットボール戦をランボーフィールドで行うことについて、「可能性は非常に低い」と厳しいコメント。彼によると、最大の障害はフィールドの芝の状態。寒冷地とあって秋冬の芝の育成は容易ではなく、シーズン中に最低一度は張り替えを行うのが通例だ。それでも芝の根付きが悪ければボコボコとはげてしまうこともある。「ご存知のように我々はこのフィールドを保護してきたし、今後とも保護していく必要がある。そのような試合を認めると、他からも多くの申し出が来ることになる。我々としては慎重にならざるをえない」
- 1月下旬にテキサンズからオファーされて以来、半月以上かけて考慮していたマイク・シャーマンは、アシスタントHCとしての3年契約にサインした模様。プレーオフに出場してもいないのにこれだけ待たせたのは、今オフのNFLで最長かもしれない。オファーを検討するというより、久しぶりの長い休暇を家族と楽しみながら、気持ちを整理しつつ充電していたようだ。
- 昨年夏に契約延長したことによりパッカーズはシャーマンに$3.2ミリオンの支払い義務があるが、テキサンズからのサラリー(金額は不明)が入ることになったので、減る分の差額だけをパッカーズが負担すればよい。
- シャーマンの最大の仕事は、昨季68サックを許したNFL最悪のパスプロテクションを改善すること。QBデヴィッド・カーの成長を阻害してきたのがOLの弱さであることは、ほぼ衆目の一致するところだろう。シャーマンはジョン・ベントン新OLコーチと2人でOLを指導しつつ、キュービアック新HCのアドバイザー役を務めることになる。
- 偉大なるヴィンス・ロンバルディの孫、ジョー・ロンバルディがファルコンズのコーチングスタッフに加わることになった。職名は"Defensive
Assistant"とのことなので、おそらく最も職階の低いコーチ。ジョー・ロンバルディは、空軍士官学校を出てからスモールカレッジを中心にオフェンス・ディフェンス両方でコーチ経験を積んできたようだ。彼の父ヴィンスJr.は、弁護士業を経てシーホークスのフロントに入り、その後NFL本部の"Management
Council"で働いたこともある。USFLでは2つの球団で社長やGMを経験した。