シニア・ボウルのためアラバマに滞在中のマイク・マッカーシーHCとテッド・トンプソンGMが、ミシシッピ州ハティスバーグのブレット・ファーヴ邸を相次いで訪問したことが明らかになった。トンプソンGMによると、三者会談ではなく、トンプソンGMが今週初めに訪れ、マッカーシーHCは木曜日に訪れたのだという。ヘッドコーチ就任以来、マッカーシーがファーヴと直接会うのはこれが初めてのこと。
トンプソンGMは、「まだ高いレベルでプレーできるとブレットは信じている。そのことは私はこの訪問で確信できた。いいことだよ。じっさい彼にはできるんだからね。それに、もしそう思えないなら現役を続けないだろうし」と話し合いを振り返っている。「自分が必要とされてることは彼には分かっている。チームを向上させるため我々があらゆる努力をしていることを、これまでも彼に伝えてきた。ただ、ブレットは(チーム状態でなく)彼自身や家族のために最善だと思う決断をする、と私は思っている」
トンプソンGMは、シーズン終了後もファーヴとたびたび話し合いをしてきたという。「話題は本当にさまざまだ。フットボールのことはわずかに過ぎない。我々は非常にうまく行っていると思う。2人とも、古きよきサザン・ボーイズだからね」とテキサス出身のトンプソンGMは言う。数日後に訪れたマッカーシーHCは、彼のオフェンス哲学や、そのオフェンスにおけるクォーターバックのあり方について話したものと思われる。
ファーヴが引退問題に結論を出す期限をチーム側は設けてはいないが、FA期間が始まる3月初めまでには決めてくれるものとトンプソンGMは見ているようだ。「ブレットとディアナ(夫人)は、心が決まったときに決定を下すだろう。しかし、関係する誰もが、ある時点には決断をしなければならないことは理解しているものと思う」