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Notebook: RBガドーの吸収の速さ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年12月15日
- 今年からWRコーチを務めているジェームズ・フランクリンWRコーチが、カンザス州立大のオフェンシブ・コーディネーターの有力候補に挙がっている。同大は前HCの引退に伴ってロン・プリンスがヘッドコーチに昇格し、今は組閣を進めている最中だ。プリンスHCとフランクリンはジェームズ・マディソン大では同僚で、ともにアフリカ系。プリンスが36歳、フランクリンが33歳とどちらも非常に若い。
- 先日の勝利でドラフト順位が下がってしまったことを惜しむ声が地元メディアの中にさえある。ドラフト順位のために試合を投げる行為についてテッド・トンプソンGMは、「そんなことが起きたとは私は聞いたことがない。彼ら(選手・コーチ)にはそういった精神構造はないのだ。可能かどうかわからないね。フットボールとは勝つためにやるものだ」と語っている。パッカーズのドラフト順位については、「シーズンが終るまで、そんなものは私は見ない。そんなことを気にしていたら、気が変になってしまうよ」
- 学業成績が非常に優秀で医学の道を志すRBサムコン・ガドーは、フットボールにおいても吸収がとても早い。「彼は非常に賢い。一度言ったら、それで身につけてしまう。そういった点では並外れているね」とシャーマンHC。知識に飢えているガドーは、ブリッツのピックアップ、バックフィールドから出て行く時のモーションなどたくさんの疑問を解消するため、一緒にテープを分析してくれとエドガー・ベネットRBコーチの所に日参している。「彼はいつでもエドガーのオフィスにいるよ。エドガーはヘトヘトになっている」とロスリーOC。
- Sニック・コリンズの素晴らしいスピードと意欲を示す、タッチダウン・セービング・タックルがこのところ続いている。ライオンズ戦ではRBケヴィン・ジョーンズのランを後ろから追いつき40ydsで止め、7点を3点に変えた(もともとは自分のミスでロングゲインを許したのだが)。マクォーターズのキックオフリターンをなんとか16yds地点で止めたタックルもあった。ベアーズ戦ではRBトーマス・ジョーンズのロングゲインを27ydsで追いついてサイドラインに押し出し、これも7点を3点に変えたプレーとなった。
- WRジャヴォン・ウォーカーはESPN Radioの電話インタビューに答え、代理人ドリュー・ローゼンハウスを解雇した理由について語った。「あの時点に至って、(契約延長交渉は)うまく行きそうになかった。パッカーズ側はドリューと交渉をしたくなかったのかもしれない。ドリューと僕は今でも友人だ。チームは本当にドリューとの交渉をしたくないのだと僕は感じた」
- 最終週のシーホークス戦の試合時間が変更になった。東部時間午後4時15分(グリーンベイ時間3時15分)からの予定だったが、東部時間1時(グリーンベイの正午)へ。この種の変更は、注目度の高い試合を試合数の少ない夕方に移すためのもの。例年パッカーズは逆の立場になることが多かったが、今年は地区優勝を決めているシーホークスと望みのないパッカーズという極端なカードになってしまった。