過去の記事 |
2005年 >
11月 >
Notebook: 寒さに備えるRBガドー
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年11月19日
- 氷点下でのナイトゲームに備え、木曜日は室内練習場のドアを開け放して練習を行った。いちばん心配されるのは、ナイジェリア生まれ、そしてサウスカロライナ育ちのRBサムコン・ガドーだ。「リバティ大でのスプリングゲームでは、-8℃でのプレーを経験したことがある。みじめなものだったよ。指先の感覚が3週間もなくなってしまった」
- 前回は2回もファンブルしたRBガドーにとって、寒さの中でのボールセキュリティが最大の課題となる。「そのことをさらに重視しなければならないと思う。エクストラヤーデージを稼ごうとした時が危ない、ということがよくある。倒れ際にボールを持つ腕を伸ばした方がヤードは稼げるけど、その分ボールセキュリティを犠牲にすることになる」
- 先週のドーム戦とは違い、寒さの中での試合ではフィールドゴール・レンジはかなり制限されることになる。「アトランタからの飛行機の中でサンダーに、今日は35、33、28まで(オフェンスが)進んでFGを蹴れたけど、来週はお前がパントを蹴るんだぞ、と話したんだ。今週は25yds地点まで進まなければ蹴れない(42か43yds)かもしれない。先週は35yds地点まで攻め込めばよかったけど、もう1つ1stダウンが必要になる。それでも40yds超だからね」
- このところプレー機会が非常に増え、存在感を増しているDTコリン・コール。特に1stダウンで投入されることが多く、ローテーションの中で毎試合25から35スナップに参加している。ファルコンズ戦でも効果的なプレーで勝利に貢献した。「コリン・コールは非常に、非常にいいフットボールをしている。彼はどんどん良くなっている」とシャーマンHC。昨年の終盤に加入した彼はオフシーズンには同僚のDT/DEコーリー・ウィリアムズと一緒にハードワークを続け、強さやフットワークが向上したのだという。「オフのトレーニングがシーズンにつながっているよ」とウィリアムズ。
- 欠場が続いていたWRファーガソン(ヒザ)、RBフィッシャー(肋骨)、TEマーティン(鼠蹊部)の3人が木曜日の練習に参加。インジャリー・リポート上では全員"Questionable" のままだが、戦列復帰に向けて大きく前進した。
- WRロバート・ファーガソンは復帰の可能性について、「(練習での動きは)すごくよかった。もう間違いないよ」と自信を示している。
- 肋骨を骨折しているRBフィッシャーは久しぶりに軽めのコンタクト練習を経験したが、特に痛みはなかったとのこと。患部周辺にたまった液体はほとんど散り、肺などを傷つけるリスクもなくなったというドクターの診断。今週RBを補強しなかったことからしても、フィッシャーの復帰は確実と見てよさそうだ。
- 木曜日の練習を休んだのは、LBロバート・トーマスとDT/DEコーリー・ウィリアムズだけ。
- 昨日お伝えしたのと同じインタビューでRBアーマン・グリーンは、大腿四頭筋腱の断裂からの回復具合について、「普通なら現時点では20%だけどもう50%まで来てる、とドクターからは言われている。春のミニキャンプにだって参加できるつもりだ。チーム側は無理はさせないだろうけど」と語っている。
- 契約延長のオファーがないことへのRBグリーンの不満について聞かれたトンプソンGMは、「我々はそのような話題にはコメントしない。誰のことであろうとね。パッカーズがそういった事柄に首をつっこむのは適当でないと思う」
- NFL復帰の可能性が噂されているロン・ウルフ元GMは、「どこに復帰するっていうんだ。全くのデタラメだよ」と一笑に付している。