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Notebook: カバレッジユニットの健闘
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年11月18日
- パッカーズ選手は連休明けだが、マイク・シャーマンHCはさらに水曜日の練習もコンタクトのない軽いものにし、心身のリフレッシュに努めている。「ご存知のようにケガ人が多く、欠場している選手がいる。それにシーズン半ばということで、脚を休めるちょうどよい機会だと感じたからだ。今後はこのような機会はそうないからね」とシャーマンHC。
- 4巡指名のLBポピンガとSアンダーウッド、ドラフト外のLBマニング、それに途中加入のSソーンバーグと、ファルコンズ戦ではルーキーのスペシャルチーマーたちが次々と好タックルを決めた。パントカバレッジは現在NFL4位、キックオフカバレッジでもファルコンズ戦では相手リターンを5回も敵陣20yds未満で止めた。「カバレッジユニットは私が来てから最高と言えるほどになってきている。先日の活躍を誇りに思う。ウチの勝利にとって大きな要素となった」とシャーマンHC。Kロングウェルもキックオフカバレッジについて、「たぶん僕のキャリアの中で最高の日だったね。圧倒的なパフォーマンスだった」と語っている。
- 途中加入ながらスペシャルチームで存在感を見せるSジェレミー・ソーンバーグは、スペシャルチーマーに必要な要素を、「恐れを知らないようでなきゃいけない。頭が少しおかしいぐらいでないとね。大好きだよ。僕はこれで給料をもらってるんだ」と語っている。ボナメイゴSTコーチは、「ソーンバーグを拾えたことは、私にとっては非常に嬉しいことだった。シーズン半ばだったしね。ブレイディ・ポピンガもよくやっている。彼らのような選手が2、3人いると全体のレベルが上がるものだ。まだチームが出来上がったわけではないが」
- ファルコンズ戦で3TDを挙げる活躍を見せたRBサムコン・ガドーが、今週のNFCの Offensive Player of the Week を受賞した。今年のパッカーズ選手の受賞は、第5週のCBアル・ハリス(ディフェンス部門)に次ぎ2人目。今週は他にもLBバーネットがディフェンス部門、Kロングウェルがスペシャルチーム部門でノミネートされた。
- ファルコンズ戦で太ももを痛めたLBロバート・トーマスは水曜日時点で "Questionable" とリストされている。もし次を欠場する場合は、ウィークサイドでLBパリス・レノンが先発する、とシャーマンHC。
- 今季はホールドのミスに苦しんでいるFGユニットだが、「ホルダーの交代などは話題に上っていないよ。この数週間でかなり進歩してきた」とKロングウェル。「失敗をホルダーのせいにしすぎ」と批判されているだけに、最近のロングウェルは発言が慎重になっている。
- ヒザ上の大腿四頭筋腱の断裂でシーズンを終えたRBアーマン・グリーンが地元TV番組のインタビューに答え、来春契約が切れるのに契約延長のオファーがないことに不満を表明している。「気持ちが傷ついているかと聞かれれば、その通りだ。入団初日から僕は死に物狂いで働いてきたんだから。身も心もチームに捧げてきた選手には、それにふさわしいものを与えなきゃいけない。あまり大きなことは僕は言いたくないけど、今の状況ではそれも必要だ。僕はそれだけの実績を挙げてきたと思う」
- 水曜日の朝、CBアマド・キャロルはヘッドコーチ室に呼び出され、ファルコンズ戦でのタウンティング行為について説教を受けた。「何らかの形で罰するつもりだ。あのようなことは全く不必要なのだから。彼は、私やチーム組織やチームメイトを代表して(フィールドに立って)いる。二度とあのようなことを彼がすることはない」とシャーマンHCは強い調子で語っており、数百ドルから数千ドルの罰金が課されるものと見られている。CBキャロルは「コーチは怒る正当な理由がある。(ビッグプレーを決めて)喜ぶのと、タウンティングは別のことだ。僕がしたのはそういうことだし、間違ったことをした。フィルムで見直すまでは大したことだとは思わなかった。相手に何も言わなかったとしても、15ydsペナルティを課される可能性だってあった。間違っていた」と反省の弁。
- プラクティス・スクワッド選手の入れ替え。WRルヴェル・マーティン、TEトリー・ハンフリー、DEエリオット・ハリスと契約し、TEライオネル・アンダーソンとWRレジー・ハレルを解雇した。