過去の記事 |
2005年 >
09月 >
Packers - Browns Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年9月20日
- 336ydsを許したパス守備だが、中でもたった2つのプレーが試合を決めてしまった。「あれが致命的だった。あれで勝利のチャンスがなくなってしまった」とDEバジャ=ビアミラは振り返る。第3QのWRブレイロン・エドワーズへの80ydsTDはスラントのパスを、セーフティのヘルプがない状況でCBトーマスがしくじってしまった。「完全に僕のせいだ」とCBトーマス。第4QのTEスティーヴ・ハイデンへの62ydsTDパスは、パッカーズの"オールアウト"ブリッツに対する4ydsのクイックパスだったが、マンカバレッジしていたSマーク・ローマンがミスタックルしてエンドゾーンまで走られてしまった。どちらのプレーも、ミスコミュニケーションが最大の原因とのこと。
- チームの苦境について、QBブレット・ファーヴ。「どのチームもたやすくはやらせてくれない。特にこんな時はね。相手チームはウチの弱味を見つけ、以前とは違ったチームだと見るだろう。ある意味ではその通りだと僕も思う。僕たちは試合最初のプレーから、それが最後のプレーのつもりでプレーしなければいけない。僕はそうしている。そのせいで自分にプレッシャーをかけすぎているというなら、それでもいい。自分にはもう限られた年月しか残されていないから、そのようにプレーするんだ。そうする以外の方法を僕は知らないし、その過程でチームを傷つけないよう願うだけだ」
- 342ydsを投げまくったQBブレット・ファーヴだが、第3Qの敵陣エンドゾーンでのインターセプトが何より痛かった。直後に80ydsTDパスを決められたのだから、差し引き14点だ。 「20ydsと20ydsの間も大事だが、エンドゾーンに行くほど大事なものはない。ウチは誰が相手でもドライブしていける。あのオープニングドライブ(のタッチダウン)は、僕たちの能力を示している。自分たちに期待するのはああいったことだ」
- オフェンスのミスの多さについて、QBブレット・ファーヴ。「たくさんのミスをしてしまっている。(反則やロスタックルを避けて)対処しやすいダウンと距離の内にいなければならない。試合に勝つのはそういった細かなことの積み重ねであり、負けるのもそういった細かなミスの積み重ねなんだ」
- RTタウシャー。「メンタル・ミステイクとペナルティがウチのアキレス腱になっている。そして、ターンオーバーを奪うことができず、オフェンスはターンオーバーでボールを渡してしまう。これが失敗のレシピだ」
- パスキャッチ6回105ydsとエースの役目を果たしたWRドナルド・ドライバー。「僕などはナンバーワン・ガイじゃないと人々は言うけど、自分としてはスターターになって以来、ナンバーワン・ガイのつもりでやってきた。みんな好きなことを書き、好きなことを言わせておけばいいさ。批判は大好きだ。君たち記者は悪いことを書き、僕は自分がエースだと示し続けるだけだ」
- 後半は追い上げモードのためにラン回数が少なくなってしまったが、前半のランオフェンスは17回77yds。RBアーマン・グリーンは、それなりの手応えを感じているようだ。「毎週だんだんといい感じになってきている。僕らは多少は波に乗れてきた。いいランプレーが、しっかりしたランがいくつかあったし、全般的にランは効果的だった」
- 2つのフォルススタートを犯したRGウィティカーは、サックとQBプレッシャーも許している。どちらも3rdダウンで、DEオルフェウス・ロイ(3-4隊形のDE)に圧倒されてのもの。DEロイは、「フィルム研究で、相手ガードならブルラッシュできるとわかっていた」
- 開幕戦では(スペシャルチーム以外で)わずか1プレーしか出場しなかったFBヴォンテ・リーチだが、今回は13プレーに参加。もちろんリードブロッカーが主だが、初キャッチも記録している。
- 先発からニッケルバックに降格となったCBキャロルは、珍しく反則なしで試合を終えた。「僕がスターターでなくなる唯一の理由は反則だ、とコーチたちから言われていたからね。(反則問題を除けば)僕のプレースタイルは全く変えてないよ」
- 開幕スターターとなれなかったSアール・リトルはなぜ自分が選ばれなかったのかと首脳陣への不満を漏らしていたが、今回のSマーク・ローマンの失態で「そらみたことか」といった感じに発言がエスカレートしてきている。
- DTカレン・ジェンキンズが第2QにPATをブロック。これは2002年12月のヴァイキングス戦でDTハントがブロックして以来とのこと。
- LBナイル・ディッグスはまだヒザの回復が十分でなく練習量も足りないとして今回も欠場させられたが、もし出ていれば、TEハイデンに6回104yds、2TDも許すことはなかったかもしれない。
- QBブレット・ファーヴが通算50,000ydsパッシングを達成。ダン・マリーノ、ジョン・エルウェイに次ぎNFL史上3位。
- 第4Qに負傷退場したTEババ・フランクスは、当初伝えられたヒザではなく、ヒップのケガだとシャーマンHCは語っている。ケガの程度は検査待ち。もし来週欠場することになると、プロ入り以来続いている連続出場が82試合で途切れることになる。
- WRチャットマンは第4Qにダイビングキャッチした際にボールの上に倒れこんで息ができなくなったが、すぐに復帰。CBトーマスは第1Qにタックルした際に頭を打って一時退場したがすぐに復帰している。
- WRファーガソンがリターナーの仕事を免除されたため、今回はRBダヴェンポートとCBキャロルが並んでキックオフリターナーを務めた。キャロルは2回平均17.0ydsとパッとしなかった。
- 故レジー・ホワイトの永久欠番セレモニーで映し出されたトリビュート・ビデオ。(再掲)
- 永久欠番セレモニーや日曜午前のトリビュート・イベントの様子を取り上げた地元ニュース映像。弟分のギルバート・ブラウンやリロイ・バトラーもインタビューに答えている。
- 故レジー・ホワイトを讃えるファンたちを取り上げた地元ニュース映像。
- これまでの4人の永久欠番選手とともにレジー・ホワイトの名前と背番号がスタジアム北側に掲げられる写真。