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Notebook: ビッグプレーを許した原因は
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年9月21日
- 「試合に勝っているときは、自信は大きくなっていくものだ。今のようなとき、自分たちが本当はどのようなチームであるかがわかる」とRTマーク・タウシャー。シャーマンHCは、「かつてコーチ・ロンバルディは『逆境は人格を作るのではない。逆境は人格を明らかにするのだ』と語ったが、全くその通りだ」
- TEババ・フランクスのケガの箇所は試合中のアナウンスでは「ヒザ」、試合後には「ヒップ」とされていたが、月曜日には再びヒザに戻っている。MRI検査の結果、さいわい腱や軟骨にはダメージがなく、ヒザの打撲との診断が下されている。シャーマンHCによると、水曜日の練習には参加しないだろうとのこと。バッカニアーズ戦への出否は微妙で、今週後半にならなければわからない。
- ブラウンズ戦ではCBジョーイ・トーマスが先発したが、再びCBアマド・キャロルが先発に戻るかもしれない。トーマスは2回の反則を犯し、WRエドワーズへのロングTDパスを許してしまった。さらに、エドワーズに抜かれた後、追いかけ方に真剣さが足りなかったことにもシャーマンHCは腹を立てている様子だ。ジム・ベイツDCはラインナップ変更について、「我々コーチは集まってじっくり話し合い、またビデオテープ漬けになって現状を分析することになるだろう」と語っている。
- ブラウンズのTEスティーヴ・ハイデンに62ydsのダメ押しTDを許したプレーでは、直接の責任はSマーク・ローマンのミスタックルにあるように見えるが、実はブリッツに入ったLBたちの責任も大きい。TEハイデンの動きを見たSローマンとSコリンズがオーディブルをコールしたが、LBバーネットとLBレノンにそれが伝わらず、2人ともブリッツに入ってTEハイデンをフリーにしてしまったからだ。また、たとえオーディブルが聞こえなくても、TEハイデンがワイドにセットしたのを見ればLBたちが自分で判断するべきだとベイツDCは示唆している。
- シャーマンHCはRGウィティカーのプレー内容をかばいながらも、スターター交代の可能性を否定はしなかった。「彼は引き続き向上していくと思っている。しかし、こんなこと(反則の多さ)が続くならば、先発を続けさせるとは限らない。それと同時に、彼のチームへの貢献と損害をはかりにかけなければならない。今後のシーズンを戦っていくのに、このようなオフェンスの反則の多さを受け入れるわけにはいかない」
- RGウィティカーを下げる場合、ルーガマーを昇格させる方法と、ケヴィン・バリーを先発RTに昇格させてRTタウシャーをRGに移す方法がある。先発5人を合わせた能力ではRTバリー案が勝っているが、そうするとバリーをエキストラTEに入れる"U-71"フォーメーションが使えなくなってしまうというジレンマがある。
- NFL初出場を果たしたWRテレンス・マーフィは、試合終盤にパスキャッチ3回23ydsを挙げた。「最初の試合にしてはまずまずだったと思う。いきなり大失敗をやらかすようなことはなかったしね。それでも、ミスはいろいろあった。まだ今は周りが速く動いてるように見える」と本人。
- 「自分ならあんなビッグプレーは許さなかった」と地元メディアに語ったSアール・リトルは、やはり月曜朝にシャーマンHCに呼び出され、しばらく話し合いを行った。それについてシャーマンHCは、「彼が何か言いたいことがあるなら、私のところに来て話せばいいことなのだ。全ての練習や試合をコーチたちが見た上で、能力評価を行っている。そのような(よい選手を不当に控えに回すような)ことは我々はしない。過去にもないし、これからもない」と語っている。Sリトル本人は、「マーク・ローマンを悪く言ったことはない。僕はそんなタイプの人間でも選手でもない。僕はこのチームのスターターになれると感じているだけだ。うぬぼれが強い、傲慢だと言われてもいい。あの(TEハイデンのTD)プレーでは僕ならうまくやれたと思っただけだ。ヘッドコーチとの話し合いでは、どちらも椅子を投げるようなことはしなかったよ(笑)。互いにプロフェッショナルとして話し合った」