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Day 19: C/Gコストンはロースター入り困難
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月18日
- 昨日はOGオドワイヤーが1stチームの右ガードを務めたが、この日は再びルーキーのOGウィティカーが1stチームに。オドワイヤーは1on1のパスラッシュドリルでもDE/DTジェンキンズに完敗している。
- スターターを争う7巡指名のウィティカーとは対照的に、5巡指名のG/Cジュニアス・コストンは、スモールカレッジ出身のせいか、なかなかプロのオフェンスに馴染めずにいる。大学では主にセンターをプレーしていたが、パッカーズではガードに移され、1on1のドリルでも力負けすることが多い。開幕ロースター入りはかなり難しい状況で、プラクティス・スクワッドが現実的か。
- ハムストリングを痛めているSローマンに代わって、この日はSアール・リトルが1stチームでSコリンズとコンビを組んだ。昨日はSアンダーウッドが2ndチームから昇格してプレーしていた。ガード陣と同様、いくつもの組み合わせを試しながら序列を決めていくプロセスのようだ。
- 実質3番手WRのロバート・ファーガソンは実力十分と言われながらプレー機会が十分とは言えず、フラストレーションを露わにすることもある。そんな彼にファーヴは同情を示し、「ドナルドとジャヴォンの2人が合わせて160キャッチ(実際は173)だからつらいものがあるよ。他の選手にはあまり残らないことになるからね。大変だけど、僕らは彼にボールを配給する必要がある。彼はプレイメーカーなんだから」
- 落球の多さもさることながら、TE陣のランブロックのミスの多さが心配。彼らのブロックミスでランが失敗に終るケースが多く、コーチ陣を苛立たせている。
- 昨季のテキサンズ戦で活躍(しかしその試合で負傷しインジャリー・リザーブ入り)したRBウォルト・ウィリアムズは、パワフルで鋭いラッシングを見せている。3番手RBのフィッシャーを上回っての開幕ロースター入りは難しそうだが、「パッカーズがカットしたらどこかに拾われてロースター入りするだろう」と評価するスカウトも。
- この日はブリッツィング・ドリルも行われた。前回の合同スクリメージではビルズのブリッツ攻勢にコテンパンにされたため、今週末の試合には少し準備をしておこうという意図か。
- チャージャーズ戦で非常に良かったP B.J.サンダーはその後の練習でも好調で、安定性も飛距離も十分合格点。しかしトンプソンGMは記者会見で、まだスターター決定とは言わなかった。「まだだ。彼がふさわしくないと言うのではない。練習ではよくやっているし、先日の試合でも非常によかった。しかし、2週間よりも長い期間をかけて見ていく必要があるのだ」
- DTグレイディ・ジャクソンは、契約への不満はとりあえず引っ込めて、今シーズンを戦おうという気になってきた様子。「左ヒザはよくなってきた。たぶんあと1週か2週で準備ができるだろう。プレシーズンゲームは1試合あれば大丈夫。我々は無理をせず安全に行こうとしているだけだ。シーズンは16試合、プレーオフも何試合かある。無理をして悪化させるよりも、もう少しヒザを休ませるよ」
- CBクリス・ジョンソンが長いブランクから復帰して3日、持ち前のスピードが鈍っていないのははっきりしているが、スクリメージで相手レシーバーをジャムするのがイマイチ。長いこと脚を痛めていたこともあり、上半身はかなり鍛えてルーキー時よりガッチリしてきている。
- CBアル・ハリスが太ももの打撲で退場。DT/DEコーリー・ウィリアムズは腰の張りのため午後の練習を休んだ。
- DEトゥルーラック(ハムストリング)が久しぶりに練習に復帰。同じくハムストリングを痛めていたOTブラッド・ベデルも、個人ドリルを開始した。
- CBジョーイ・トーマス(ヒップ)が練習に復帰したが、やはり万全でないため1on1のパスカバレッジドリルで十分に動けず、チームドリルは休んだ。
- LBジェレマイア・ギャリソンと契約。サウスカロライナ大出身の彼は昨年のドラフト外でチャージャーズ入りしたが、開幕前に解雇され、シーズン終盤にはセインツのプラクティス・スクワッドに。しかし先月20日に解雇されている。
- この日の練習をレポートした地元ニュース映像。OGルーガマーとDTドネル・ワシントンのどつきあいも映っている。