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Minicamp - Day 4: 新人WRマーフィ好評
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年6月 8日
- 土日の休みが明けてミニキャンプ4日目。かなりの強風にQBやパンターが悩まされ、QBロジャースは3INTを喫する乱調。
- ミニキャンプ2週目に入ってもDTクリディアス・ハントは現れない。先週電話で話したCフラナガンによると、ハントはチーム首脳に対する不満がある、とのこと。具体的にどのような不満かはフラナガンは詳述しなかった。
- ルーキーの中でも好評なのが2巡指名のWRテレンス・マーフィ。ルーキーWRはプロのオフェンスに馴染むのに時間がかかるものだが、「我々が予想していたよりも彼は先を行っている」とシャーマンHC。同じ大学出身のファーガソンと同様に上体がガッチリしており、競り合いにも強いところを見せている。パスキャッチが上手く、(同じ背番号の)フリーマンと違って体でキャッチしないところも良い。パッドを着けても今のようなキレのよい動きができるのかどうか、トレーニングキャンプを待たなければ分からない。「ジャヴォン(ウォーカー)やドナルド(ドライバー)はパッドを着けても速く走れる。マーフィもそうだと期待している」とロスリーOC。フィールドでもミーティングルームでも非常に熱心で、インテリジェンスだとコーチ陣は評価している。
- 先発CB争いを繰り広げているCBアマド・キャロルとCBジョーイ・トーマス。先週木曜日、懲りずにホールディングを犯したキャロルがベイツDCから怒鳴られてからは、トーマスが1stチームに入る機会が増えている。ベイツDCの厳しいコーチング・スタイルに対して、かなり感情的なタイプのキャロルがどう反応するかに注目が集まるが、「厳しいコーチングは良いことだ。僕がしくじっても怒鳴られないならば、僕のことを気にかけていない、ということだからね」とキャロル。
- CBキャロルがオフシーズンの多くを母校の陸上のコーチの元でワークアウトしているのに対し、CBトーマスはほとんどグリーンベイに留まって指導を受けている。昨年夏につかみ合いの喧嘩をした2人は、今ではうまくやっている、と口を揃えている。しかしある記者によると、「ロッカールームで見た限り、2人が友人であるという様子はない」とのこと。
- この日はかなりの量のスペシャルチーム練習をこなした。試合終了間際にどうしてもタッチダウンが必要な場合を想定し、RBグリーンをキックオフリターンに投入。「彼は(スターターになる前は)非常に良いリターナーだったからね。もし緊急時に必要とあれば、彼が使えるだろう。シーズン中には滅多にないような特殊なシチュエーションを想定して、いろいろとユニークなプレーを練習した」とシャーマンHC。
- 先週はさんざんな出来だったTEベン・スティールだが、この日は順調に3キャッチ。「捕ることだけに集中してる」と本人。
- ソフトボール中にヒザを痛めたSマーク・ローマンだが、幸い大事には至らず、打撲だけで済んだ。この日は念のため練習を休んだものの、火曜日からは復帰できそう。ピーターソンがフライを深追いしてきたことについてローマンは、「僕が捕るとコールしたし、だいいち彼はディフェンシブラインマンだからね。その説明で十分だろう?」と笑っている。
- 先週金曜日にヒザを痛めたLBレイ・トンプソンは、月曜日から練習に復帰した。
- 個人的事情のため1週目を休んだDTグレイディ・ジャクソンがチームに合流した。ヒザの手術から回復途上のため、チーム練習には参加せず個人ワークアウトのみ。来月末のトレーニングキャンプ開始には「必ず間に合う」と本人。