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Minicamp - Day 4: 新人CBホーキンス好評
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年5月 2日
- 土曜日はルーキー合流2日目。午後の練習からはほとんどのベテランが免除となり、土曜午後と日曜は実質ルーキーキャンプとなっている。
- ディフェンシブライン選手のアジリティ・ドリルは、昨年までとは違ってかなりのアップテンポ。選手たちは練習の最初の方でかなり息が上がることになる。もちろんそのように意図された練習方針で、「良いディフェンシブラインマンになるには、速いテンポでプレーできなければ」とボブ・サンダース新DLコーチ。DTグレイディ・ジャクソンはヒザの手術後なのでまだ参加できないが、彼のトレーニングキャンプが楽しみ、と某記者。
- 4巡指名のLBブレイディ・ポピンガは、評判どおり"High Energy" "Non-stop motor" "ホイッスルが鳴るまで・・・"といった激しいプレースタイルでアピールしている。
- 昨日いきなりインターセプトを決めた5巡指名のCBマイク・ホーキンズがこの日も、QBロジャースからエンドゾーンのサイドライン際へのパスをインターセプトし、そのリターンでも優れたアスレチック能力を見せた。NFLで15年プレーした経験を持つライオネル・ワシントンCBコーチは、"Wow
!"とつぶやいたのを記者に聞かれている。
- 移籍2年目のLTブラッド・ベデルは欠場のクリフトンに代わって今回は1stユニットでプレーしている。シャーマンHCは彼をバリー・ストークス(同じく遅咲きのLG/LTで、パッカーズでは控えだったが移籍後にスターターとなった)になぞらえている。今オフはかなり体重を増やしパワーアップできたとのこと。昨季はほとんどの試合でアクティブ登録されずにシーズンを終えたが、今年は本当の2番手LTとなれるかもしれない。3年目のOTカーティンは昨夏の前十時副靭帯(ACL)断裂からの回復途上で、まだチーム練習には参加できていない。
- T/Gケヴィン・バリーは減量のおかげか動きがよく、本職でない右ガードでポジションを取れなければ得意の右タックルで使う可能性をコーチ陣は考え始めている様子。本当にバリーが5番目に優れたOLであれば、タウシャーを右ガードに移してもよいのではないか、ということだ。「そうなれば、タウシュ(RTタウシャー)をRGに移すだろうな。タウシュにはその経験もあるし。彼はどこだってプレーできる」とベクトルOLコーチ。今のところ右ガードはグレイ・ルーガマーが1stユニット、移籍組のマット・オドワイヤーが2番手扱い。
- ジム・ベイツ新DCのシステムでは、両セーフティは"Interchangeable"つまり交換可能で、さほどの区別はないのだとコーチたちは強調している。「我々は2ディープ・セーフティを多用する。両セーフティが実質的には同じ仕事をするのだ。どちらかがボックスに上がっていくこともあるが、フォーメーションが変われば逆の選手が上がることもある。我々は全てのセーフティに両方のポジションを学ぶよう言っているし、(どちらが得意かにかかわらず)ベストの2人が選ばれることになる、と言っている」とジョー・ベイカー・セカンダリーコーチ。
- 昨日と一昨日取り上げたホルダーの問題について、補足および訂正。 通常、3番手QBはinactive扱いとなり、エースおよび2番手QBがケガしない限り第3Qまでは出場できない。ということは、3番手QBにホルダーを任せることは不可能で、ロジャースが正ホルダーとなるのは、今夏のキャンプで2番手QBの座を確保できた場合のみとなる。正パンター争いも2番手QB争いも、トレーニングキャンプおよびプレシーズンゲームでの決着となりそうで、それまではKロングウェルの相棒は決まりそうにない。