Fan Fest最終日の目玉は、シャーマンHCのQ&Aセッションと、普段は見られないロッカールーム見学を含めたランボーフィールドツアー(写真)。
マイク・シャーマンHCは、GMの重責がなくなったせいか、これまでとは別人のようにリラックスした様子で、にこやかにファンからの質問に答えた。Q&Aと記者会見が終わると即席のサイン会。たくさんのファンとおしゃべりし、2002年秋にウォーレン・サップに詰め寄った時の写真にサインを求められると、大笑いして応じていた。「あのような彼を見るのは本当に久しぶりだ。すごくいいムードじゃないか」とLBバーネット。
先日、ファーヴの現役続行の意思を聞いたシャーマンHCが、来シーズンへの意欲についてファーヴに確かめると、「もちろんだ! いつ始める?」と答えが返ってきたとのこと。
ファーヴが現役続行宣言をする数日前、ある夢を見たのだとシャーマンHCは言う。 シャーマンがロンバルディ・アヴェニューを走っていると車がスピンしてしまい電柱に激突、後続の車に追突されてしまった。やっとのことでレスキュー隊に車から助け出され、地面に寝かされる。パッカーズのジャージを来たドクターが彼の上にかがみ込み、質問をした。「ブレットは帰ってくるのか?!」
その他の質問は以下の通り。
「フィールドに進み出て、みなさんを代表できるという気持ちは、とても言葉では言い尽くせない。私にとって、非常に大切なものだ」
「先発のOL5人をこれほど長くキープできたのは幸運であり、このようなことはNFLでは非常に稀なのだ。急に変化の時がやってきたが、これはどのチームにも毎年起きていることで、ウチには最近なかっただけだ。サラリーキャップの制限のために、仕方のないことだった。移籍した選手たちには良いことだろうし、きっとウチにとっても良い結果になるだろう。明日や明後日に試合があるわけではない」
「彼が知っているのは去年のディフェンスであり、今年のディフェンスではない。それにオフェンスでは、どのチームもブレットのすることなら知り尽くしているはずなのに、それでも彼を止めることはできない」
「このトレードは、win-win-winシチュエーションだと思う。オークランドにとっても良いし、ミネソタにとっても良い。それにグリーンベイにとっても」
「最終的にどのようなLB陣のメンバー構成になるかによると思う。ニックは複数のポジションをこなせるからだ。ウチのスキームでは、彼はウィークサイドやミドルに向いていると思うが、ストロングサイドもできる。彼やディッグスにはそのようなヴァーサタイル性があるから、どのような組み合わせが最適か、試しながらやっていくことになるだろう」
「最近、肩の手術をしたのだ。軽い手術で、トレーニングキャンプには間に合うはずだ。ドクターによると、リハビリ開始まで10週間だそうだ」
「家に電話をしたのだが、留守だった。きっとマクドナルドにいたのだろう」