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Brett Favre Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年3月12日
- 数週間前に、ファーヴ本人からチーム側に対し、妻ディアナの体調は申し分ない、と連絡があったため、チーム首脳はさほど引退の心配はしていなかったらしい。木曜日にシャーマンHCから発表があったのは、今週末の"Packers Fan
Fest"に登場した時、ファーヴが質問の集中砲火に遭わないように、という配慮だったようだ。
- ファーヴの決断についてシャーマンHCは、「シーズンが終ったあと、辞めるつもりだ、というようなことを一度も私は聞かなかった。だから、ディアナに何か起きない限り、彼は戻ってきてくれると想定していた」 「もし、"ブレット・ファーヴ"でい続けることができる、と本人が感じ、試合に勝っていけると思えば、彼は来年以降もきっとプレーを続けるだろう。こうして現役続行が決まったからといって、これが最後のシーズンだと言うつもりはない」
- "Fan Fest"に参加するためグリーンベイに来ているQBピダーソンは、「ブレットと話をしたけど、(来年以降のことは)きっと未定のままにしておくと思う。でも僕の感触では、彼は自分の全てを、身も心も全て、この1年に注ぎ込んで戦うつもりだと思う。『このシーズンを楽しみにしている。まずこの1年に全てを注ぎ込んでやってみて、それでいけるかどうかを見てみる』と彼は言っていた。その通りになれば、それは素晴らしい。もしそれでダメなら、2005年がブレット・ファーヴの最後の年となるだろう」
- ファーヴの現役続行について、ボブ・ハーラン社長。「グリーンベイ・パッカーズにとって、素晴らしいことだ。しかし、これはNFL全体にとってもそうだと思う」
- ファーヴは今月上旬に$3ミリオンのロースターボーナスが発生するはずだったが、そのうち$2ミリオンをguaranteeして契約ボーナスと同じ扱いにすることによって、今年のサラリーキャップ額を$1.6ミリオンほど軽減した。
- 上記の契約見直しにより、そのぶん来年以降のキャップを圧迫することになるが、来年や再来年に引退しても、契約ボーナスの未消化分がさほど大きくないため、QBエイクマンやQBスティーヴ・ヤングが引退した時のような、キャップ地獄に陥る心配はない。たとえば来春引退した場合、$6.2ミリオンほど空きができるようだ。