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Packers - Bears Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年1月 4日
- シャーマンHC。「しっかり得点できて、ポジティブな気分でこのスタジアムを去るのは、選手たちやチーム全体に活気を与えてくれる」
- ヴァイキングスとのプレーオフについて、QBブレット・ファーヴ。「3回も対戦するわけだから、相手のことはよく分かっているし、向こうもそうだろう。でも、もうそんなことは関係ない」
- ケガの心配について、QBブレット・ファーヴ。「試合前、『おい、ケガするなよ』とヘッドコーチから言われた。こっちとしては、『200試合以上もやってきてるのに、何でいまさら言われるんだろ』って思ったよ。むしろ、縁起でもないって感じだった」
- RGリヴェラ。「このようにプレーすべき、という見本のような試合だった。オフェンスにとってもいい試合、ディフェンスにとってもいい試合だったし、これは来週にもつながって行くよ。今日の目標は全て達成できた」
- FBヘンダーソン。「今週は、ブレットや僕のようなベテランが、『もう(12メンの反則など)馬鹿げたフットボールは許されない』と強調するつもりだ。ここからはプレーオフだ。勝てば、前に進める。負けたら、家に帰らなきゃならない」
- 先発DB陣は最後まで出場した。「僕たちは、より多くプレーすることが必要だからね」とFSシャーパー。
- インターセプトTDについて、FSシャーパー。「あれはプレッシャーの効果だね。チームディフェンス全体を助けることができた」
- DTクリディアス・ハントが先発を外れたのは、温存するためではなく、プレー内容が振るわないからだった。「彼は先週、先発に値するプレーをしなかったからだ」とシャーマンHC。ハント本人は「スターターを休ませるためだ」とのんびりと語り、シャーマンHCの発言を記者から聞かされると、ノーコメントに。地元メディアからは「ヤツはガンだ。放り出すべきだ」と指弾する声が上がっている。先発を降ろされた今回の出来はなかなか良かったようだ。
- DTカレン・ジェンキンズは、自分が先発出場する理由をコーチに聞かなかったと言う。プレーオフでの先発については、「それはコーチたちが決めることだ。今日のプレーで、自分の力を見せられたといいけど」
- 球団記録タイの9サックを挙げたディフェンスについて、スロウィックDC。「彼らは非常にいい仕事をした。相手がどれほど悪くても、9つもサックするのは大変なことだ」
- DEバジャ=ビアミラ。「僕たちはレジー・ホワイトのためにロッカーを用意し、ジャージーをそこにかけ、ヘルメットを置いた。『彼がしたのと同じようにプレーしろ』とシャーマンHCは言い続けていた。僕もそのように努力した。レジーはこのチームを、チーム組織全体を奮い立たせてくれた」
- 最初のディフェンスでWRテレルに63ydsパスを許したプレーでは、珍しくCBアル・ハリスがパスカバーをしくじった。そのハリスをシャーマンHCが叱り付けたのは、チーム全体にカツを入れるためだったのかもしれない。
- 第2Q途中から出場し、簡単にTDパスを決めたQBクレイグ・ノール。「彼は非常に進歩した」とシャーマンHC。「あのようにボールを進めることができて、後ろにはブレットがいるんじゃないかと錯覚するぐらいだった。ああクレイグが投げてるんだった、と思い出さなきゃならないぐらい。ウチのオフェンスがリズムを失わなかったのは確かだよ」とRTタウシャー。同期入団のWRウォーカーは、「ブレットがケガをするようなことはあってほしくない。でも、クレイグのあのプレーぶりなら、もしもブレットが退場することがあっても、ウチはボールを進めていけるよ。クレイグは今季、それを示してくれた」
- 「ブレットに何かがあったら、自分がプレーしなきゃいけない。それに、ブレットから学べるというのは素晴らしい機会だ」とQBノールは言う。「出ろ、と言われた時は嬉しかった。いつだって、試合でプレーするチャンスを貰えるのは、自分にとって大きなことだ。それに、(安全第一でなく)ダウンフィールドに投げるチャンスを貰えたのも、大きかった」
- QBノールは今季4試合でパスを投げ、23/33、314yds、4TD、INTなし。QBレーティング139.4。
- 第2Qに21点差がつき、ベアーズもやる気を失ったとLGウォールは言う。「ハーフタイムには、彼らは試合を終る用意をしていたようだ。だから、この試合からあまり多くのことを読み取ることはできないね」
- 第3Q、RBトーマス・ジョーンズのTDランの際にはパッカーズディフェンスは10人しかフィールドにいなかった。そのドライブの前半には、4thダウンでパントのはずが、12メンの反則で1stダウンを与えてしまう失態もあった。第4Qにもディフェンス陣は12メンの反則を犯した。
- FBヘンダーソンは、ベアーズ戦の後半、FBルーチーに譲って休むようコーチから言われると、「そう言わずに出してくれ」と抵抗した。「ハントとはいかに違っていることか」と地元記者たち。
- ヒザの悪いDTグレイディ・ジャクソンの欠場を決めたのは、試合前にシャーマンHCが芝の状態をしばらく調べ、湿り気が多すぎると判断したから、とのこと。「わずか6プレー、9プレー、12プレーのために、ケガを悪化させるリスクを冒すわけにいかないだろう」
- DTグレイディ・ジャクソンが欠場したため、ルーキーのDE/DTコーリー・ウィリアムズが主にノーズタックルをプレーした模様。先発はDTコリン・コールだったが。
- 第3Qに43ydsのパスキャッチを決めた際に、WRウォーカーは地面で後頭部を打ってしまい、しばらく倒れていた。しかし、幸い脳震盪は起こしておらず、通常の試合なら復帰していただろう、とのこと。
- 第4Qにヒザを痛めたTEフランクスは第4Qにヒザを痛めたが、来週の出場は問題ないだろう、とシャーマンHC。
- 肩を痛めているLBネイヴィーズは早いうちに退いたが、交代出場したLBレノンも左ヒジを痛めて退場。LBジョシューがストロングサイドで最後までプレーした。
- これまではQBファーヴたちを引っ込めるタイミングを批判されることも多かったシャーマンHCだが、今回の主力選手の休ませ方は文句なしだ、と地元メディアも評価している。
- この勝利で今季はアウェー6勝2敗となり、これはアウェー6勝1敗だった1972年以来の好成績。ホルムグレンHC時代でも、5勝3敗が最高だった。
- シカゴでの試合でパッカーズは11連勝。「ウチにとっては第2のホームみたいなものだね。距離もすごく近いし、ランボーのような感じがあるよ。ウチのクォーターバックは必ずいいプレーをしてくれるし、チームとしてもここシカゴではいいプレーができる」とFSシャーパー。
- 今季パス4,000yds、30TDを記録したQBファーヴについて、シャーマンHC。「非常にいいね。もし私がQBだったら、その記録を生かして、より金を貰えるよう契約を再交渉するところだ」とジョーク。
- 今季のパッカーズオフェンスは、トータル6,389yds、1stダウン354回、パス成功382回、被サック14回。これらは全て球団新記録。
- レシービング部門でWRジャヴォン・ウォーカーは、首位のWRムーシン・ムハマド(CAR)からわずか23yds差の3位。なぜか5位まで全てNFC選手が占めた。WRドナルド・ドライバーも堂々のNFL10位に。
- WRウォーカーはシーズン1,382yds、WRドライバーは1,208yds。2人合わせて2,590ydsはもちろん球団史上最高。
- ベアーズ戦のハイライト映像(56k | 300k)。 その他、インタビュー映像はこちら。