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Packers 31 - 14 Bears
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年1月 3日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (10-6) |
7 |
21 |
3 |
0 |
31 |
Bears (5-11) |
7 |
0 |
7 |
0 |
14 |
霧のソルジャーフィールド。気温は7℃。国歌の前に、レジー・ホワイトのために黙祷が行われた。最初のドライブでベアーズにあっさりTDを許したパッカーズだったが、TEフランクスへのTDパスで追いつくと、第2Qはパッカーズの圧倒的なペース。FBヘンダーソンへのTDパスの直後、FSシャーパーがINTリターンTDを決めて14点差とすると、パッカーズはQBファーヴとRBグリーンを下げ、QBノールが登場。そのノールもWRウォーカーへTDパスを決め、前半でほぼ勝負あり。ディフェンス陣は合計9サックを挙げて反撃を7点に抑え、すんなりと逃げ切った。
他の試合の結果により、ヴァイキングスが第6シードと決定。プレーオフでは、今季3回目の対戦をランボーフィールドで行うことになった。
第1Q、ベアーズはQBハッチンソンからWRテレルへ63ydsのパスが通り、次のプレーでRBトーマス・ジョーンズが2ydsTDラン。パッカーズは、CHI陣42での4thダウン1でギャンブル失敗。ベアーズは1stダウンが奪えずパント。パッカーズはリバース失敗で大幅ロスするが、RBグリーンへのスクリーンパスで1stダウンを更新し、最後はTEフランクスへの17ydsTDパスが通って同点。両者パントのあと、ベアーズはナイスリターンでGB陣に入って第1Q終了。
第2Q、ベアーズの攻撃はDEバジャ=ビアミラのサックが効いてパントどまり。GB陣14からのパッカーズは、WRドライバーへの48ydsパス、FBヘンダーソンへの38ydsで、わずか2プレーで勝ち越しのタッチダウン。次のベアーズ攻撃では、3rdダウン2でFSシャーパーがインターセプトし、そのままエンドゾーンに飛び込んでタッチダウン。次のベアーズの攻撃でもSSローマンのサックが出てパント。第2Q半ばでパッカーズはQBファーヴとRBグリーンを下げ、QBノール登場。フランクスに12yds、TEスティールに27yds、最後はWRウォーカーに25ydsTDパスが成功。両軍パント続きで前半終了。
第3Q、パッカーズが3&アウトの後、ベアーズはパントの際にパッカーズ反則(12メン)で1stダウン更新。GB陣に入って4thダウン3のギャンブルを成功させ、最後はRBジョーンズが1ydsのTDラン。パッカーズはQBノールからWRウォーカーへの43ydsパスで敵陣深くに進み、FGで3点追加。
第4Q、ベアーズはCHI陣35での4thダウン10、フェイクパントからパス失敗に終るが、パッカーズのパスインターフェアとの判定で1stダウン。しかし16プレーのドライブも実らず、最後は4thダウン13でのギャンブルでDEバジャ=ビアミラがサック。パッカーズがパントに終わった後、次のベアーズの攻撃も、同じように最後はDEトゥルーラックのサックでギャンブル失敗。パッカーズはQBオサリバンがニーダウンして試合終了。
- QBブレット・ファーヴは2TDを決め、14点差と開いた第2Q半ばで交代。9/13、196ydsと非常に効果的だった。
- QBノールは7/13、131yds、1TD、INTなし。レーティング114.6と上出来。
- RBグリーンはQBファーヴと同じように第2Q半ばでお役御免。4回13yds。スクリーンでの23ydsゲインが大きかった。フィッシャーは19回42ydsと抑え込まれた。
- レシーバー陣では、TEフランクスが4回59yds、1TDとキャッチ数では最多。WRウォーカーが3回82yds、1TD。WRドライバーはイージーなキャッチミスもあり、48ydsのパスキャッチ1本に終った。
- ベアーズのDEオグンリエが欠場したこともあり、パッカーズのOL陣は被サックをゼロに押さえた。しかしランは30回60ydsと平均わずか2.0yds。
- パス守備は、珍しく200yds以下に抑えた。それもそのはず、ベアーズはトータルオフェンス最下位、パスオフェンス最下位。
- パッカーズのパスラッシュは1試合でなんと9サック。DEバジャ=ビアミラは1人で4サックの荒稼ぎ。ベアーズのLTコロンボがボロボロだったようだ。
- ラン守備は、27回110yds(平均4.1yds)、2TD。
- 3rdダウン成功率はパッカーズが36%。ベアーズをわずか20%に抑え込んだのが勝因の一つ。
- RBダヴェンポートとWRファーガソンが欠場のため、プラクティス・スクワッドから上がってきたWRアンドレ・サーマンがキックオフリターンを担当。3回の平均19.7ydsとさほどの数字は稼げなかった。
- Cルーガマーは前半いっぱい出場し、後半はCスコット・ウェルズ。第4Qには、背中を痛めているRGリヴェラが退き、RTタウシャーがRGに、OTバリーがRTに入った。
- ケガ人は、WRウォーカーとTEフランクス。WRウォーカーは第3Qに頭を打って?途中退場したが、たいしたことはなさそうだ。TEフランクスはヒザの打撲または軽い捻挫。こちらもプレーオフ出場はできそう。
- DTグレイディ・ジャクソンに代わってDTコリン・コールが先発。DTクリディアス・ハントに代わってDTカレン・ジェンキンズが先発。DTジャクソンはヒザを休めるためだが、DTハントが先発しなかった理由は不明。
- アクティブ登録から外れたのは、RBダヴェンポート、WRファーガソン、TEマキュー、OGモーリー、DTグレイディ・ジャクソン、CBクリス・ジョンソン、Pサンダー、そして第3QBオサリバン。
- QBブレット・ファーヴは1999年以来、キャリア4回目となるシーズン4000ydsを達成。
- FSシャーパーは今季2回目のインターセプトリターンTD。
- ベアーズにスウィープされる事態は逃れた。もし負けていたら1991年以来のスウィープとなるところだった。
- TEフランクスは通算188キャッチとなり、元TEマーク・チュムラと並んで、タイトエンドとしてのチーム史上最多キャッチ。
- DEバジャ=ビアミラは4年連続で二桁サックを達成。