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Packers - Lions Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年12月14日
- いいところなく0-13とリードされ、ハーフタイムにブーイングを浴びながらロッカールームに帰る選手たち。マイク・シャーマンHCは珍しく激しい調子でチームを叱咤し、チームもなんとかそれに応えた。
- 強風について、マイク・シャーマンHC。「あれほど風が巻いていると、なにも確かだとは思えなかった。1つだけ確かなのは、ライアン・ロングウェルだ」 「寒さや風の点で、2002年のバッファロー戦のようになると思った。あの日より気温は少しマシだったが、風は今日のほうが強かった」
- QBブレット・ファーヴ。「ミネソタは今日、厳しい試合を落とした。こっちも、厳しい試合をもう少しで落とすところだった。前半のこちらは、手も足も出なかった。でも、自分たちを何が待っているかわかっていたし、どうすべきかもわかっていた」
- 前半のQBブレット・ファーヴのパス成功はなんと3/15。ハーフタイムにファーヴがシャーマンHCに提案をしたのは、短いタッチ・パスよりも、長めで速いパスをダウンフィールドに投げ込むほうが強風の影響を受けにくいのではないか、ということだった。結果的にはこれが功を奏した。
- TEババ・フランクス。「タフな要素がいくつもあった。凍えるような寒さで、フィールドは濡れ、雨が降っていた。ブレットは(前半には)全く投げられなかった。でも僕らはトライして、トライし続けて、最後にはようやく流れがこちらに来た」
- 前半に目立った、レシーバー陣の落球について、QBブレット・ファーヴ。「連中がパスを落としたからって、失望したことはない。これまで13年間言い続けてきたことだけど、彼らだって好きで落とすわけじゃない。風があろうとなかろうと、投げるのが難しいのと同じように、捕る方だって難しいんだ」 「ドナルド(ドライバー)が、前半の3rdダウンでのプレーで落球した時、自分自身にがっかりしてたのは知ってる。でもその後のTDキャッチは、それら全てを上回るものだ。ドナルドはそういうやつだ。ハードワーカーで、確固たる決意を秘めてる。これからも彼に投げ続けるよ」
- 7巡指名ルーキーのCスコット・ウェルズは初先発を無難にこなし、アサインメントミスなども見当たらなかった。唯一の汚点はRBグリーンがスクリーンパスからタッチダウンした際にホールディングの反則を取られてしまったこと。「あそこでフラッグが投げられたのは驚いたよ。自分ではいいブロックをしたと思ったからね」と本人。順調なら来週はCルーガマーが先発に復帰する見込みだ。「(自分の先発出場は)1試合限りのことだとわかっている。すごく良いプレーができたと思う」とCウェルズ。パッカーズのルーキーがセンターで先発したのは、1986年10月12日の同じくライオンズ戦にビル・チェリーが先発出場して以来。
- タフな状況下で3本全て成功させたKライアン・ロングウェル。「これまで経験した中で最も厳しい日のひとつだった。たぶん最悪だね。風速12mで吹いていることもそうだけど、時おり18mの突風が吹くのはさらに困難なことだ。しかもフィールドがソフトで、大変だった」
- Pブライアン・バーカー。「こんな風の中ではプレーしたことがないよ。ジャクソンヴィルに住んでいた時、ハリケーンに遭った時ぐらいしか経験したことがない」。 相手パンターのニック・ハリスは、決勝FGに結びついた19ydsパントについて、「ボールを落としたところから足が蹴るまで、(強風のために)たぶん2フィートぐらいボールが動いたんじゃないかな。足に当てられただけで満足してるよ。でなきゃ、フットボール珍場面集に入っていたかもしれない」
- 後半はよく抑えたとはいえ、193ydsを許したラン守備は言い訳できない。「どう見たって、基準には達していない。僕らはランを止めることにプライドを持っているし、シーズン後半にはいい仕事ができていた。前半はやられすぎた。後半は締め直して、少しタフにプレーできた」とSSマーク・ローマン。RBジョーンズはTDランを含めて20yds以上のゲインが2回あったが、どちらもDEカビーア・バジャ=ビアミラの責任が大きいらしい。本人も認めている。
- SSマーク・ローマンは、メタメタにやられた先週とは段違いの出来。先発降格の噂が持ち上がったことに、仲間のDBたちは憤慨しているようだ。CBハリスは、「今日は彼がディフェンスのMVPだと思うね。彼は素晴らしかった。先週は、どういうわけか彼が大変な批判を浴びた。他にも10人の選手がいるのに、どうして1人のせいにできるんだ?
フェアじゃないよ。今日は彼がいいプレーをしてくれて嬉しい」
- パス守備について、CBアル・ハリス。「僕たちは自信を持っている。つまり、信頼していないのは、あんたがたメディアの方さ」
- 相手オフェンスに5回しかパス成功を許さなかったのは、1978年10月29日のバッカニアーズ戦以来。
- イーグルス戦で腎臓を打撲して今回は欠場したLBナイル・ディッグス。1週間休んだことで内出血は止まり、98%は回復したが、背筋はまだ張りや痛みがあるという。
- ケガ人で一番重そうなのが控えLBニック・ロジャース。第4Qにヒザを痛めて、カートで退場した。半月板損傷の恐れもある、とのこと。
- QBブレット・ファーヴは13回目のシーズン3000ydsを達成。ダン・マリーノと並んでNFL史上トップタイ。
- Kライアン・ロングウェルは最初のFG成功で、通算200FG成功を達成。