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Notebook: RBグリーンが右手に持ち替えた
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年11月17日
- タフな試合の後とあって、選手たちは月曜日は休日となった。
- 今季のヴァイキングスDL陣で最も怖い存在が、(DTホーヴァンからポジションを奪った)DTケヴィン・ウィリアムズ。パッカーズオフェンスが成功した理由の1つは、このDTウィリアムズをRGマルコ・リヴェラがコントロールできたことだった。Cルーガマーとのダブルチームを要することもあったが、QBへのプレッシャーはほとんど許さず、ランプレーを壊されたのも数回のみ。
- RBアーマン・グリーンがロングゲインの際に右手に持ち替えたことについてシャーマンHCは、「ファンブルを防ぐため、必要な変更はしろ」とグリーンに促したことを認めた。「トラフィックの中でなくクリーンで、ヒットされる心配がなく、持ち替える余裕があるような状況なら、より頻繁にああすることになるだろう。しかしトラフィックの中であれば、(右手も添えて)ボールを守るだけだ。これは、どういうやり方が自分になじむか、という点で彼が出した結論だ。やりにくいことを無理にやらせようとしたことはない」
- 第3Qの4thダウン1での失敗について、シャーマンHCは「FGを選ぶべきだった」と反省を口にしている。ギャンブルを敢行したことへの批判もあるが、「勝負するならFBルーチーなどではなくRBグリーンで行くべき」との声も多い。選手たちは、「審判がボールをスポットした位置が後ろ過ぎた」と批判している。シャーマンHCはレビューを要求したが、証拠不十分で判定は覆らなかった。「スポットされた位置はルーチーのベルトの位置だ。ボールを腹のあたりでキャリーしていない限り、あの位置はおかしい。審判とも話をしたけど、問題は、判定を覆すだけの証拠が、リプレーにも映ってなかったことだった」とLGウォール。
- 記者会見でのひとコマ。地区首位に並んだことをどう思うか、と聞いた記者に対し、シャーマンHCは質問が終わらないうちに笑い出し、「我々はもう4年も一緒にやっているんだ。答えが変わるなどと思うのかね?」と言ったあと、いつも通りの信条を繰り返した。「我々は今週の試合に集中し、できることをやっていくだけだ。私は順位表など見ることさえしない。他のチームのことなどどうでもいいのだ。大事なのは、ウチのチームがどうするかであり、自分たちにコントロールできることをするだけだ。こういう答えがウケないのはわかっている。しかし私に言えるのはこれだけだ」
- 貴重なファンブルリカバーをしたTEベン・スティールについてシャーマンHC。「私は彼のことを非常に気に入っている。それは昨日のリカバーのことではない。彼はアグレッシブで、気の強い選手だ。練習を見てみれば、彼の能力が分かるだろう。ディフェンス側は、彼をカバーするのに本当に苦労している。優れたルート・ランナーであり、素晴らしいキャッチ力があり、サイズもある。(ブロッカーとしては)もう少し強さが欲しいとは思うが、彼が今の進歩を続けていけば、非常にいい選手になると思う」
- RBアーマン・グリーン(ヒザ頭の打撲)、WRロバート・ファーガソン(肩の捻挫)、LBナイル・ディッグス(ふくらはぎの打撲)の3人は、次のテキサンズ戦に出場できるだろう、とシャーマンHC。
- RBナジェ・ダヴェンポート(ハムストリング)とTEデヴィッド・マーティン(ヒザ)は月曜日にMRI検査を受けたが、シャーマンHCの記者会見の時点では結果は出ていなかった。RBダヴェンポートはハムストリングがかなり腫れ上がっており、当分は出場できないのではないかと記者たちは見ているようだ。
- ヴァイキングス戦のビデオ・ハイライトはこちらから。