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Notebook: レイ・ニチキ・フィールド
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年9月10日
- 水曜の午後は、今季初めてのレイ・ニチキ・フィールド(非公開用の練習フィールド)での練習。先日完成した改修工事(写真)により、室内練習場のドン・ハトソン・センターや多くのスタジアムと同じ、最新式の人工芝 "FieldTurf" が新たに敷かれている。
- プラクティス・スクワッドにWRアンドレ・サーマンと契約。身長5-11(180cm)、体重192ポンド(87kg)。サザン・オレゴン大出身のドラフト外ルーキーで、先日テキサンズから解雇されたばかり。ケルヴィン・カイトとは違い、"WR"とだけしか表示されていないので、リターナーの候補ではないらしい。これでプラクティス・スクワッド枠が全て埋まった。
- 先発パンターについては、まだ何も発表はなく、今週末までは両者に競争を続けさせるつもりのようだ。スターターについても、練習でどちらが多く蹴ったかについても、誰もがノーコメント。それでも、「ブライアン・バーカーがスターターっぽい」という雰囲気を、記者たちは感じ取っているようだ。
- NFLでは、選手のベースサラリーはレギュラーシーズンの週割りで支払われる。もしベースサラリーが$1.7ミリオンの選手なら、毎週$100,000ドルの小切手を受け取るわけだ。CBマイク・マッケンジーはベースサラリーが$2.75ミリオンなので、もしホールドアウトのままレギュラーシーズンに突入すると、1週ごとに$161,765ドルを損することになる。
- NFL経験4年未満の若手選手は、上記のように週割りのサラリーしか保証されず、シーズン途中で解雇されたら給料もそこで終わり。しかしNFL4年以上のベテランは、開幕週にロースターにいれば、それだけでベースサラリー全額が保証される、というルールがある。それを避けるため、2002年には開幕戦の前日にTEタイロン・デイヴィスを解雇し、試合の翌日に再契約したことがある。
- 上記の理由により、もしPバーカーを開幕戦で使うと、たとえその直後に解雇したとしても、ベースサラリーの$760,000ドルをまるまる支払わなければならない。高額サラリーでないとはいえ、キャップへの影響も多少はある。バーカー本人は、「なにも何ミリオンも貰おうってわけじゃない。だから、もし僕が勝利に貢献し、B.Jの成長を助けると信頼してくれるなら、ベテラン最低額のサラリーぐらい、キャップ的にもなんとかなるだろう」と正直な気持ちを語っている。