グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年8月 8日
- 気温26℃、快晴。2000人以上のファンが選手たちに歓声を送った。
- 金曜の午前は非常に内容の濃い、締まった練習ができ、シャーマンHCも満足げ。木曜の夜はミーティングのない自由時間だったのがよかったのか。「選手たちに言ったのだ。"昨夜はオフで、今日は素晴らしい練習ができた。とすると、もっとオフの夜を増やす必要があるな"とね。選手たちもその通りだと言ったが、実際そういうわけにもいかない」
- 負傷欠場のCBホーソーンに代わって1stチームに入ったCBアマド・キャロルが大苦戦。WRドライバーやWRウォーカーに立て続けにやられ、ドラフト外ルーキーにも高さでやられるシーンがあった。ショッテンハイマーDBコーチによると、問題は高さではなくテクニックだ、とのこと。
- 7巡指名のCスコット・ウェルズの評価が文句なしに高く、開幕ロースター入りはすでに確実といった雰囲気。センターとしてはもちろん、経験の少ないガードでも良いブロックを見せている。身長が低く、スピードもさほどではないが、クイックネス、パワー、バランス、相手を崩すテクニック、頭の回転の速さ、ずる賢さ、鼻っ柱の強さなど、センターに必要とされる資質を全て備えている、と先輩OLやコーチたちも賞賛している。「みんな感心してるはずだ。彼はプロのレベルでも立派にやれることを示している」とジョン・ドーシー・カレッジ・スカウト部長も鼻高々だ。
- ドラフト外の2人、OTジェイソン・ヒリヤードとG/Tアトラス・ヘリオンの評判もいい。ヘリオンは左タックルとしても練習しているが、おそらく左ガードが一番適したポジションだろう、とベクトルOLコーチ。開幕ロースター入りはまでは難しいが、プラクティス・スクワッドの有力候補か。
- 6巡指名のDE/DTコーリー・ウィリアムズは、バジャ=ビアミラの後ろで"エレファント・エンド"を主にプレーしている。「(ウィリアムズが使えれば)バジャ=ビアミラの負担を減らしつつ、サイズを増すことができる。大きなサイズの選手が替わりに入ることは、実際よいことなのだ。バジャ=ビアミラとレイノルズのように、サイズのない同士のコンビはあまりよくなかった」
- 4年目のLBトランス・マーシャルは、6月のミニキャンプでは体重オーバーだったが、今回のキャンプにはしっかり体を絞って参加している。「前回のミニキャンプの後、厳しい最後通告を彼に言い渡したのだ。もっと早くそうすればよかった。あの後は、非常にハードにやって体を作ってきた。あとはいいプレーを見せることだ。しかし、ここまではまず順調だ」とシャーマンHC。LBマーシャルは2ndチームのシグナルコーラーをしている模様。
- QBティム・カウチは疲労で痛む腕を休めるため、午後の練習を休んだ。午後はQBファーヴも休んだため、QBピダーソンが1stチームを率いた。ここまではカウチに経験を積ませることを優先していたため、ピダーソンのプレー機会はかなり少なかった。「今日はようやく汗をかいたよ」とピダーソン。
- 足首を痛めて2日間休んだSSマーク・ローマンが練習に復帰。ヒップを痛めて昨日休んだCBアル・ハリスも、今日は復帰している。
- CBマイケル・ホーソーンは2日前にひねった足首を休めるために今日は休み。
- PUPリスト入りして見学を続ける先発LGマイク・ウォールとCマイク・フラナガンだが、シャーマンHCは引き続き慎重に回復を見守るとのこと。「彼らに関しては、非常に、非常にコンサバティブに行くつもりだ。2人ともうずうずして、フィールドに出たくてたまらないようだが、少しでもドクターが何か言うようなら、さらに1週間、復帰を遅らすだろう。彼らは、体はしっかりできている。ポジションのことも知り尽くしてる」とシャーマンHC。CウェルズやLGモーリーなど、代わりにプレーする若手たちの出来がいいため、なおさら復帰を急がせる気がないようだ。
- 「決してパッカーズに戻らない、というCBマイク・マッケンジーの意思は非常に固い」と代理人。
- ドラフト外ルーキーのOGフォレスト・ヴァンスが解雇された。
- 土曜日の"Packers Family Night"のチケットが完売したことについてシャーマンHC。「私が、グリーンベイで決して驚かないことが2つある。第一に、QBファーヴが何をしようと、私は驚かない。第二に、我々のファンの熱心さについては、私は決して驚かない。彼らはどこよりも情熱的なファンだ。これはずっと以前から始まり、今になっても続いている。だから、私の仕事は全てのスポーツの中で最高の仕事なのだ」