グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年8月 7日
- 昨日の午後は休養をもらったQBブレット・ファーヴは、今日は絶好調。成功率は70%以上で、インターセプトなし。「こんな早い時期としては、これまでで一番かもしれない」とシャーマンHC。
- 各キャンプ地を巡回するNFLの審判団がグリーンベイを訪問。今年のルール変更について選手たちに説明を行った。練習でも審判を務め、どれが許容範囲でどれが反則か、実際のプレーを見ながら質疑応答を行った。
- どのチームにとっても、最大の問題はルール変更よりも、「DBのイリーガル・コンタクトをルールに厳格に取り締まる」という申し合わせだ。フィジカルなプレスカバレッジを身上とするCBハリスは、審判に熱心に質問をしていた。「去年は、たぶん5ヤード半ぐらいはOKで、それから反則を取られた。でも5ヤードは5ヤード。ルールはルールだ」とCBハリス。
- 午後はスペシャルチーム練習。パントリターナーは、チャットマン、WRフォード、WRファーガソン、WRショックメイン・デイヴィス。
- キックオフリターナーの練習をしたのは、RBダヴェンポート、CBキャロル、WRウォーカー、WRファーガソン、WRフォード、チャットマン、CBワトソン、WRデイヴィス。
- ライバルのSSローマンが休んでいるチャンスなのに、SSマーカス・アンダーソンのプレーの評判は芳しくない。相変わらずミスタックルが多く、フェイクにも簡単に引っかかってしまう。
- ルーキーのCBアマド・キャロルとCBジョーイ・トーマス(今は休んでいるが)に注目が集まるが、ここまでは2人とも合格点、という見方が一般的。未熟さを露呈して一発やられるプレーもあるが、WRウォーカーやWRファーガソンといったエース級をぴったりカバーしてしまうことも多い。
- 2年目のDTケニー・ピーターソンは、昨年より明らかに良い動きを見せているが、昨年が悪すぎただけにまだ楽観はできない、というのが大方の見方。
- 同じく2年目のDTジェームズ・リーの評判はなかなかいい。目標体重より5ポンドも絞れた体でキャンプ入りし、パワフルで鋭い動きを見せている。この出来なら、ロースター入りはもちろん、DL陣のローテーション(8人)に入れそうな情勢。
- NFLヨーロッパで活躍したTEトニー・ドナルドだが、このキャンプでのプレーは期待はずれ。キャッチミスが多く、うまくオープンになることもできない。現状では2番手TEがマーティン、3番手がブッシュというところか。
- 練習の最後に、今晩の門限延長を賭けたオフェンス対ディフェンスの勝負が行われた。どちらのラインマンがパントをうまくキャッチするかという勝負だ。代表はどちらもルーキーで、オフェンスからCウェルズ、ディフェンスからはDEウィリアムズ。DEウィリアムズは3本のうち2本を見事キャッチして、先輩たちを喜ばせた。ウェルズは捕るどころかかすりもせず、門限延長はディフェンス陣に与えられることになった。
- OTマーク・タウシャーが練習に復帰した。
- 今日もTEババ・フランクスは休み。どうやら、QBファーヴのパスを捕った時に胸を強打し、そのために痛みがあるようだ。今週いっぱいは休むかもしれないが、検査の結果、大きな問題はないことがはっきりした。「ボールの上に倒れ込んでしまい、胸郭を痛めたのだと思う。痛みが強いものだから、(検査の結果が出るまでは)本当に心配したよ」とシャーマンHC。
- ヒップの屈筋を痛めたCBアル・ハリスが今日は大事を取った。今日はSウィトリー(軽い脳震盪?)も休み、SSマーク・ローマンも昨日に続いて休んでいるため、DB陣が非常に少なくなってしまった。昨日ヒザを痛めて休んでいるCBジョーイ・トーマスは、捻挫でなく打撲と判明して喜んでいる。
- OTジョー・ヘイズと再契約。ドラフト外ルーキーとして4月末に契約したが、6月のミニキャンプの後で解雇されていた選手。
- 入れ替わりに、DEエリック・パウエルが解雇された。NFLヨーロッパに派遣され、そこでヒザをケガしてしまい、このキャンプの練習には参加できていなかった。
- 今週土曜日に開催される"Packers Family Night"のチケットが完売となった。これまでの記録は(客席数が6万ほどだった)2000年の50,240人なので、今年はそれを2万ほど上回ることになりそうだ。