グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年8月 6日
- QBブレット・ファーヴが水曜日の定例記者会見。「遠回しに言っても仕方がない。僕にとっては、スーパーボウルでなければ、今季は失敗だ。カロライナは非常にタフなチームだし、フィラデルフィアもさらに良くなるだろう。とても強いチームはいくつもあるけれど、ウチがトップにふさわしくない理由は見当たらないよ。自分たちの能力を出し切ってプレーすれば、十分に優勝のチャンスはあると思う」
- ディフェンス陣ではFSダレン・シャーパーとLBニック・バーネットのプレーぶりが、やはり際立っている。シャーパーは見事なインターセプトを2本決めたが、スロウィックDCは「彼のいつも通りのプレーだ」と特に賞賛するでもなく、信頼しきった様子。キャンプ前の話とは違い、シャーパーをブリッツに入れることはまだほとんどない。
- OTケヴィン・バリーは、パスラッシュ・ドリルでDEキャンプマンに完敗すると、すぐに、"もう一丁"と挑戦。リヴェラたちOL陣の声援を背に受けて、今度はキャンプマンを地面に叩き付けた。
- DEカビーア・バジャ=ビアミラは決して不調ではないのだが、どうもLTチャド・クリフトンには歯が立たない。クリフトンはしっかりヒザを曲げてバランスを崩さず、この日のパスッシュ・ドリルでもバジャ=ビアミラを完封。
- 今回のキャンプで初めてのダイム守備(4DL-1LB-6DB)練習。DEはバジャ=ビアミラとコーリー・ウィリアムズ。DTはハントとジャクソン。LBバーネット。DBはCBハリス、CBホーソーン、CBキャロル、FSシャーパー、S/CBジュー、SSアンダーソン。
- 3-2-6のダイム練習では、DLがバジャ=ビアミラとハントとラリー・スミス。LBがバーネットとネイヴィーズ。
- メリーランド大出身のドラフト外ルーキー、QBスコット・マクブライエン。6フィート弱の小柄ながら、クイックネスを活かした小気味のいいパスを速いテンポで通し、フィールド全体がよく見えている、という評判。開幕ロースター入りは無理そうだが、プラクティス・スクワッドの有力候補だろう。
- 4番手以降の控えWR争いでは、昨年プラクティス・スクワッドにいたWRスコッティ・ヴァインズの評判がいい。188cmの長身で、最初はバスケの奨学金でワイオミング大に入った。ハイジャンプの選手でもあった。その経歴の通り、ジャンピング・キャッチの能力は素晴らしいものがある。
- 新加入のTEスティーヴ・ブッシュはロングスナッパーの実績もあるが、これまでのところは、やはりLSロブ・デイヴィスの安定性に遠く及ばないようだ。TEとしては、彼らしく堅実なプレーを見せている。
- DTクリディアス・ハントは、月曜日のシャーマンHCとの激しいやりとりについて、火曜日はノーコメントだったが、水曜日は約束どおり取材に応じた。「あの時の状況に僕はすごく腹を立てていた。でも、そんなことをしている余裕はない。今はもう、過ぎたことだと思ってる。フィールドに出て、チームと一緒に練習するだけだ。実際、(シャーマンHCとのやりとりは)見た目ほど険悪なものじゃなかったよ。頭や手が大きく動いていたから、遠くから見たら、実際よりひどく見えたんだろう」
- CBジョーイ・トーマスが左ヒザを痛めて退場。当初は心配されたが、軽い捻挫で済んだ。とはいえ、練習復帰は様子を見ながらになりそうだ。「最初に思ったほど悪くなくてよかった。トレーニング・スタッフはちょっと過剰反応なところがあって、私にはまず最悪の報告をしようとするのだ」とシャーマンHC。
- SSマーク・ローマンは足首をひねって途中退場。深刻なものではなさそう。
- TEババ・フランクスは体調を崩して午前・午後とも練習を休んだ。滅多に休まない選手なので、シャーマンHCは、「月食のようなものか?」
- 昨日、足の腱を痛めたOTマーク・タウシャーは、今朝になると痛みがひどかったので今日は大事を取った。QBブレット・ファーヴは腕を休めるために午後だけ休み。
- "Wisconsin Football Coaches Association"を代表して、32人の高校コーチたちがパッカーズのキャンプを訪問した。(写真)
- OTマイク・コリンズと契約した。2002年のドラフト外でウェイク・フォレスト大からベアーズ入り。翌春はレイヴンズからNFLヨーロッパへ派遣されたが、そこでのケガのため昨季はプレーできず、今年3月に解雇されている。