グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年8月 5日
- SSマーク・ローマンとSSマーカス・アンダーソンは1日交代で1stユニットに入っている。この日はローマンの番。QBファーヴからTEフランクスへのパスをインターセプトしてそのままタッチダウンするなど、好プレーを連発した。アンダーソンより、明らかに良いプレーをしているとの評判だ。
- RBアーマン・グリーンは今年も、シーズン中と同じレベルの素晴らしい状態でキャンプ入りしている。切れ味もすでにシーズン中と同じ。
- QBティム・カウチは、まだ不安定なプレーぶりで、投げそこないのパスも多い。これまでほとんどのキャリアをポケット・パサーとして過ごしてきた彼は、左右にロールしながらのパスに苦しんでいる様子。「彼にとっては、今は中国語を勉強しているようなものだ。あまりに多くのことを学びながらだからね。フットワーク、相手のカバレッジ、プロテクション、用語の違い・・・。まだ2日目ということを考えれば、そう悪くない。時間はかかるよ」とロスリーOC。ややヒッチするような投げ方についてベヴェルQBコーチは、まだパスのタイミングがつかめず、自信が持てないために、余計にギクシャクした動きになってしまうのだろう、と分析。さしあたっては、フォームをいじることはしないとのこと。
- 昨日、午後のチーム練習から外されたDTクリディアス・ハント。情報によると、キャンプ前日のフィジカル・テストを最後までやり通すことができなかったようだ。時おり手抜きプレーがあるタイプの選手だけに、スタミナの問題は見過ごせない。チームメイトの前でシャーマンHCから叱責を受けたのは、コーチたちのフラストレーションの表れのようだ。DTハントは、2日目の午前は通常通りチーム練習に参加し、午後の途中から個人のコンディショニング・ドリルに移った。昨日の出来事について記者たちから問い詰められたシャーマンHCは、「もう全く問題はない。家での私の息子と同じようなもので、家族での話し合いはあるものだ。昨日はそれがあっただけ。今日はまた新しい日だ。我々は前に進んでいる」
- 昨日は、「キャンプを離れる」とまでDTハントは口走ったという噂もある。この日は全くノーコメントだった。まだスネているのかもしれない。
- キャンプ直前のコーチのコメントどおり、DE/DTコーリー・ウィリアムズは、バジャ=ビアミラと同じ"エレファント・エンド"をプレーしている。コーチの評価も上々。
- LGマイク・ウォールに代わって先発組の左ガードに入っているカナダ人ルーキーのスティーヴ・モーリー。「全般的に、いい仕事をしていると思う。まだ先は長いが、非常に彼に合ったポジションだと感じたよ」とシャーマンHC。
- OTマーク・タウシャーは午前の練習で足首を痛めて退場。かなり心配されたが、まもなくテーピングを施して復帰。
- 昨日ケガをして途中退場したQBクレイグ・ノールは、右脚のハムストリングを痛め、今週いっぱいは休むかもしれないとのこと。ロースター残留がかかったキャンプだけに、本人としては焦るところだろう。
- 先月WRファーガソンが契約延長にサインした時、「TEババ・フランクスは自分が後回しにされたことに機嫌を損ねている」という噂が流れた。しかしフランクス本人は、とんでもない話だと(彼らしく穏やかに)反論している。「どこからそのような情報が流れたのかわからない。だって僕は誰にもその件について話をしてないんだから。自分がチームメイトに対して利己的だと言われるなんて、腹が立つよ。僕はそういった類の人間じゃない。"Ferg"は僕の親友の1人だ。彼が契約をまとめたからといって、なんで僕が腹を立てる? 僕の契約は僕の契約だ。パッカーズとの契約はあと1年残っている。どうなるか成り行きにまかせるよ」
- 三日前の記事でお伝えしたとおり、LGマイク・ウォール(ヒザの骨挫傷)とCマイク・フラナガン(ヒザの腱炎)のために練習参加を見合わせている。火曜日、パッカーズは彼ら2人を"physically unable to perform list"に入れた。
- ホールドアウト中のCBマイク・マッケンジーを"reserve-did not report list"に入れた。また、キャンプを1日休むごとに$5000ドルの罰金を科せられるらしい。
- セインツ関係者によると、彼らはCBマッケンジーのトレードに2巡指名権をオファーしたが断られたとのこと。
- カーディナルズを突然解雇された元先発C/Gピート・ケンドールだが、パッカーズは彼を獲りに行くことはしない、とレジー・マッケンジー・プロ人事部長。「ウチでは非常に高くランクされている選手だが、彼を獲るにはそれなりの計画が必要だ。彼は先発の座を求めるだろうし、こちらはスターターを探しているわけじゃない」