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FA Notebook: CBマッケンジーのトレードは
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年6月 2日
現時点でのパッカーズの補強に関する情報を整理。
- CBマイク・マッケンジーについては、大物エージェントのドリュー・ローゼンハウスが「トレードをまとめてみせる」と張り切って動き回っている。興味を示すチームがいくつかあったようだが、まだ具体的な話には発展していない。パッカーズとしては「1巡指名権と交換ならトレードに出してやってもいい」という立場だが、本気でトレードに出すつもりなら、もっと安い条件にする必要があるだろう。本人が考えを変えてパッカーズに復帰するならいつでも歓迎、という姿勢はキープしている。
- ブラウンズのQBティム・カウチのトレード話も進展がなく、膠着状態が続いている。6月1日が過ぎたところでブラウンズが解雇してくれれば、パッカーズとしてはドラフト指名権を放出する必要がなくなる。ただしFAとなれば、レイヴンズなど、新たに獲得に乗り出してくるチームもありそうだ。いっぽう、カウチが解雇されることは必ずしも確実ではない。2番手QBとなるはずのホルコムが肩の手術から復帰途上のため、保険としてカウチをもうしばらく残す意味はある。$7.6ミリオンの高給がネックだが、ブラウンズのサラリーキャップにはじゅうぶん空きがある。
- DEジョー・ジョンソンはやはり解雇の見込み。これによって$4ミリオンもキャップに余裕ができるが、その代わり来季は$3.25ミリオンもの"Dead Money"が残る。
- パッカーズが最も興味を示したDEはトニー・ブラッケンズ(JAX)だったが、けっきょくジャガーズと再契約した。
- ブラッケンズに次ぐ候補は、DEケニー・ホームズ(NYG)だと言われている。ただし、こちらもケガのリスクが大きいため、オファーするといってもそれなりの額になるだろう。
- DEに次ぐ補強ポイントはおそらくTE。パッカーズはカム・クリーランド(STL)、スティーブン・アレクサンダー(SD)あたりに興味を持っているようだ。
- パッカーズとの再契約を希望しながらも待たされ続けているTEウェスリー・ウォールズ。先週はタンパベイを訪問してワークアウトを行ったが、具体的なオファーはなかった模様。パッカーズ公式サイトにウォールズの名前がまだ載っていることからして、再契約の可能性はまだまだ残っている。