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FA Notebook: QBカウチの交渉再開
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年6月 3日
- しばらく中断していたQBティム・カウチのトレード交渉が、火曜日から再開された。パッカーズとしては、どうせ獲るなら2日からのミニキャンプに少しでも参加させたい意向。しかし交渉の内容は相変わらずで、パッカーズが2年契約を希望し、カウチは1年契約を譲らない。
- 6月1日が過ぎ、QBワーナー(STL)やQBテスタバーディ(NYJ)たちが解雇されたが、ブラウンズはまだカウチを解雇しない。パッカーズとしては解雇されるのを待つ方が得策に見えるが、そうすると競合相手が現れて、けっきょく高くつくことになりかねない。ブラウンズ在籍のままトレード交渉をすれば、ドラフト下位指名権を放出することになっても、契約金額を安く抑えることになるかもしれない。
- DEジョー・ジョンソンは、2日からのミニキャンプへの参加は許されていない。大幅減俸を飲めば残留もありうるが、やはりその可能性は低く、けっきょくは解雇されることになりそう。
- いっぽうDEジャマール・レイノルズはミニキャンプに参加の予定。アウトサイドのパスラッシャーがDEバジャ=ビアミラを除いて頼りないというチーム事情、それに彼を解雇してもさほどキャップの空きができないということもある。もうしばらくは彼のプレーを見てから決めればいい、ということだろう。
- 今週パッカーズを訪問する予定だったTEカム・クリーランド(STL)が訪問を延期した。5月23日に、山道の事故現場を通りかかった彼は、みずから危険を冒して、炎上する事故車に閉じ込められたドライバーを救出。しかしドライバーは手当ての甲斐なく病院で死亡した。クリーランド自身は、救出の際に気道熱傷を負った程度で済んだが、この事件の精神的なショックのため、訪問は延期したいとのこと。