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Mini Camp Notebook: スロウィック新DCはアグレッシブに
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年4月30日
- ミニキャンプ初日、フィールドがぬかるんでいるため、練習は屋内練習場Don Hutson Centerに移された。(写真)
- ボブ・スロウィック新DCが就任して初めての練習。おそらくデモンストレーションの意味もあるのだろう、極端にアグレッシブなプレーコールでオフェンス側にプレッシャーをかけた。LB、S、CBブリッツなど、ありとあらゆるパッケージを活用し、ほとんどのプレーでブリッツァーを送り込んだ。ある記者によると、「タックル禁止でなかったらQBたちは今ごろベッドに横たわっていただろう」とのこと。
- 新加入のSマーク・ローマンはまだシステムに不慣れなため、SSマーカス・アンダーソンがスターター組で、ローマンは2番手としてプレー。本人は出来にかなり不満だった様子。
- 今回はバウ・ジューがCBでなくセーフティとしてプレーしている。昨年はニッケルバックとして大事な場面でビッグプレーを許したジューだが、ルーキー年にはSバトラーの代役として7試合に先発している。「今回のコンバートが恒久的なものかは、今後の成り行きしだいだ。ヴァーサタイルであるほど、彼の価値は高くなる」とスロウィック新DC。
- CBマッケンジーが不在のため、CBマイケル・ホーソーンがスターター組でCBアル・ハリスとコンビを組んでいる。
- DEジョー・ジョンソンは「出社におよばず」ということで欠席しているが、DEジャマール・レイノルズは参加を許されている。解雇するかどうかの最終確認かもしれない。
- DTグレイディ・ジャクソンは例によって実際の体重を明らかにしなかったが、昨季終了時点よりも軽く、目標体重の4ポンド以内とのこと。
- OTケヴィン・バリーは13ポンドほどオーバー体重とのこと。今年は右タックルだけでなく右ガードの控えも務められるよう、ガードの練習を積ませることになっており、そのためにはもう少しフットワークが軽くならなくては困る。
- 3月末に契約したオーストラリア人パンター、ネイサン・チャップマンはビザの問題で今回のミニキャンプは参加できないらしい。
- QBティム・カウチのトレードがミニキャンプ開始までに合意に至らなかったため、パッカーズはQBダグ・ピダーソンと再契約した。「本当のところ、お呼びがかかってもかからなくても、平和な気持ちでいただろう。気に病んではいなかったんだ。しかし心の底では、まだプレーしたいと望んでた。(カウチと)2番手の座を争ってもいいし、ノールと3番手の座を争ってもいい」
- カウチのトレード交渉は続いているが、ここにきてベアーズもカウチ獲得に興味を見せ、話がややこしくなってきた。ベアーズがどの程度本気かは不明だが、パッカーズにとって不利な話なのは確かだ。ブラウンズとカウチは条件を吊り上げることができ、ベアーズは少なくとも同地区ライバルの足を引っ張ることができる。