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Packers - 49ers Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年11月25日
- オフェンスラインだけでなく、FBやTE、そしてWRまでもブロックで貢献した成果だ、とマイク・シャーマンHC。「こんな連中を相手に、オレはディフェンスをやりたくないね」とQBファーヴ。
- 「RBアーマン・グリーンが我々のMVPだ。でも6勝5敗では、リーグMVPは難しいだろうね。でも彼はそれだけの力量がある。僕なら彼に投票するよ」とCフラナガン。しかしRBグリーンは控えの2人にも称賛を惜しまない。「ナジェは250ポンドもあるのに、僕と同じぐらい速い。彼ら2人にはキャンプの頃から言ってきたことだけど、控えRBはチームの大きな一部なんだ。僕と同じぐらい、オフェンスにとって彼らは大事だ」
- 対戦した49ersのコーチ陣がパッカーズのRB陣について語った時に共通していたのが、"patient"という形容詞。辛抱強くOL陣が穴を開けるのを待つ、ということだ。「我々は非常にハードにプレーしたし、プレーコールも悪かったとは思わない。しかし向こうのRBたちは非常に辛抱強く、こちらはオーバーランしてしまうことが何度もあった」と49ersのLBコーチ。
- 「普通は、3つもインターセプトを喰らったら、勝てるものではない。しかし幸いにも、ディフェンス陣がピンチを救ってくれた」とマイク・シャーマンHC。
- 49ersはOL陣にケガ人が多く、しかも若く経験の浅いQBということもあって、パッカーズの方針はブリッツを増やして徹底的にプレッシャーをかけること。「先週はずっとそのことを話してたんだ。QBラテイをヒットし、サックし、苦しめるんだ」とDTハント。ドナテルDCは、「彼はとても才能のあるQBだが、彼に常にプレッシャーをかけることがこちらの成功につながることはわかっていた。今回は、今季最高のディフェンスができた」と自画自賛。49ersをトータル192ydsに抑え込んだのだから無理もない。
- QBにプレッシャーをかけようとすれば負担がかかるのは、マンカバーを強いられるCB陣だ。しかしCBマッケンジーとCBハリスはアグレッシブなプレスカバレッジでWRオーウェンスにほとんど仕事をさせなかった。先週のマンデーナイトで8キャッチ155ydsを記録したオーウェンスを5回49yds。パッカーズが2番目に恐れる(一番はもちろんモス)レシーバーを相手に素晴らしい仕事ができた。「彼らCB陣が、プレッシャーをかけるチャンスを僕らにくれたんだ」とDTハント。
- OTバリーがエクストラTEとして登場したのは18回。その全てが、予想通りのランプレーで、18回92yds。49ersも時おりLBを増やして4-4隊形で対抗したが、パッカーズのOL陣の勝ち。
- 大活躍のSアントワン・エドワーズだが、これまでさんざんミスタックルやアサインメントミスを見せられてきただけに、コラムニストやファンたちも手放しで誉めるわけにはいかない。「これから何が起きるかわからないけど、大きな自信になったのは確かだ。あとは、これを毎週続けなくちゃいけない」とエドワーズ。
- 足首を捻挫したLBニック・バーネット。骨には異常ないが、まだ様子見の段階。ライオンズ戦を欠場の場合は、LBマーシャルが先発の予定。LBバーネットが足首を痛めたのはプレー中のことではなく、第1QにRBハーストをLBネイヴィーズが止めた時のセレブレーションの最中とのこと。
- 肋骨を痛めたSダレン・シャーパーはX線検査の結果、骨には異常なし。しかし、サイドラインに退いた時にロッカールームに直行したこと、やせ我慢の得意な彼がこれほど痛がることを考えると、やはり心配だ。ライオンズ戦を欠場の場合は、Sアンダーソンが先発の予定。
- 第2QにCBアル・ハリスが退いた時、代わりに入ったのはCB/Sホーソーンではなく、CBジューだった。先週の報道では「ホーソーンが3番手CBに昇格」ということだったが、どういうことなのか。
- 第3Q、唯一許したTDドライブのきっかけになったのは、DTラリー・スミスのアンネセサリー・ラフネス。3rdダウン7でフォルススタートの笛が吹かれたのに、DTスミスはQBラテイをヒットしてしまった。「彼は笛が聞こえなかったと言っている。彼を信じるよ」とドナテルDC。
- WRオーウェンスへのTDパスが決まったあと、CBアル・ハリスはSマーカス・アンダーソンに対して、何か激しく言ったようだ。タイトにカバーしていたCBハリスをSアンダーソンがヘルプすべきだったのに、Sアンダーソンは遅れた上に角度が悪かった。ドナテルDCは、「あれは向こうが非常に良いプレーをした」とかばっている。
- DTギルバート・ブラウンは、グレイディ・ジャクソンのために、名前だけのスターターになってしまっている。第4Qにサイドラインに下げられた時には、ベンチでヘルメットを叩き付けた。「ギルバートはプレーすることが好きで仕方ないからね。彼は私に対して怒っていたんだ」とドナテルDC。
- Kライアン・ロングウェルはこの試合で2本のフィールドゴールを決め、通算174本成功。クリス・ジャッキーの173本を破り、チーム新記録に。
- RBアーマン・グリーンは4試合連続で100yds以上を走り、チーム記録に。1シーズンに8試合の100ydsゲームはすでにジム・テイラー(1962年)とならぶチームタイ記録。通算5128ydsは、ジム・テイラーの8207ydsに次ぐチーム史上2位。
- QBファーヴが3INT以上を喫しながら勝利したのは、2000年9月17日のイーグルス戦以来。
- 49ersが253ydsのランを許したのは、1978年のNYG戦で256ydsを許して以来のこと。