グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年11月25日

PLAY OF THE GAME

スタッツだけを見ればランオフェンスの勝利だが、最初のドライブで先制の66ydsのTDパスを決めたことが試合の流れを決めた。モメンタムをつかんだだけでなく、ランを止めに来ていた相手ディフェンスにショックを与えられたからだ。「今季これまで、こんな速攻はオレ達はしたことがなかった。相手ディフェンスの士気をくじいたと思う」とLGウォール。TEウォールズは、「オレ達オフェンスはこんなビッグプレーに飢えていた。たしかにランニングゲームでゲインしまくってるが、爆発的なパスプレーも必要なんだ。ジャヴォンは素晴らしいキャッチだったよ」

自陣34での3rdダウン5、ショットガンから、QBブレット・ファーヴはブリッツを察知して7人でのプロテクトを指示。セーフティがブリッツに入ったため、左サイドのWRジャヴォン・ウォーカーはCBウェブスターとの1on1に。15ヤードのアウトパターンを走るはずだったウォーカーは、CBウェブスターを抜いて縦に走り、それを見たQBファーヴがロングパス。ほんのわずかに短かめだった(ファーヴにしては上出来だが)パスを、SF陣27で競り勝ってキャッチしたウォーカーが、サイドラインぎりぎりをエンドゾーンまで駆け抜けた。

このようなパスの練習はいつもしていることだが、先週木曜日にQBファーヴがWRウォーカーに投げたパスは2本とも失敗。しかし本番で実を結んだ。チームにとって今季最長のパス成功であるだけでなく、WRウォーカーにとってもキャリア最長だ。

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