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Packers 20 - 10 49ers
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年11月24日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
49ers (5-6) |
0 |
3 |
7 |
0 |
10 |
Packers (6-5) |
7 |
10 |
0 |
3 |
20 |
プレーオフを含めれば9年連続での対戦。朝のうちはかなり強く降っていた雨も、試合開始の頃には弱くなって霧雨に。気温は3℃で、ほぼ例年なみ。照明灯には灯がともっている。
第1Q。49ersの攻撃を3&アウトで止めたパッカーズは、WRウォーカーへの64ydsTDパスが通ってあっさり先制。次の49ersの攻撃もパントに終わらせたパッカーズだが、ファーヴが自陣でSブロンソンにインターセプトされてしまい、GB陣20でのピンチ。しかし相手反則やDEバジャ=ビアミラのサックでタッチダウンを許さず、28ydsのFGも失敗に終わる。
第2Q。最初のプレーでQBファーヴがいきなりインターセプトされてしまい、再びGB陣22でのピンチ。しかし49ersは2つの反則でGB陣34まで下がり、結局パント。GB陣17からのパッカーズは、RBグリーンとRBダヴェンポートのランを中心にじわじわとボールを進め、最後はWRファーガソンへの16ydsTDパスが成功して14-0。SF陣40からの49ersは、QBラテイがしぶとくパスをつないでGB陣レッドゾーンへ。しかしタッチダウンはならず、24ydsのFGでようやく3点。2ミニッツ明け、パッカーズはRBグリーンの24ydsランなどでSF陣に進み、前半終了と同時に38ydsのFGが成功。
第3Q。RBダヴェンポートのナイスリターンでGB陣37から。RBグリーンの21ydsランでSF陣35に進んだパッカーズだが、次の1stダウンは奪えず、49ydsのFGは失敗に終わる。両者3&アウトのあと、パッカーズはRBグリーンのランで再びSF陣28に攻め込むが、QBファーヴが3つめのインターセプトを喫してまたもや得点ならず。49ersはパッカーズのアンネセサリーラフネスとRBハーストの22ydsランなどでGB陣に進み、最後は4thダウン3でギャンブルを敢行、WRオーウェンスへの24ydsのTDパスが決まって7点差に。
第4Q。両者パントのあと、パッカーズは相手反則で得た有利なフィールドポジションから、RBダヴェンポートのランなどで敵陣深くに進み、37ydsのFGで3点追加。10点差を追う49ersだが、QBラテイのパスをSSエドワーズがインターセプト。残り6分08秒。パッカーズは3rdダウンを3回更新し、RB3人のランを中心に、12プレーで残り時間を使い切って逃げ切り。
- 先週に続き、パッカーズのラン・オフェンスが大爆発。RBグリーンが27回154yds、RBダヴェンポートが11回66yds。チーム全体で243yds。最後のドライブでは、意表を突いてQBファーヴのランで1stダウンを更新するおまけつき。
- この試合まで、49ersのランディフェンスはNFL4位。100ydsラッシュは1回しか許していなかった。
- QBファーヴが2TDを決めながら、3インターセプト。前半の2つはどちらも自陣でのINTながら、ディフェンス陣の頑張りで無失点に。第3QのINTは、WRオーウェンスのタッチダウンにつながった。10/15、138yds。パス失敗5本のうち3本がINTだった。
- 前半のQBファーヴの2つのINTについて、AP通信の記事では「明らかにTEフランクスのミス」とされているが、JS OnlineのChristl記者によると、どちらもQBファーヴのミス、とのこと。INTの責任はともかく、試合を通じてQBファーヴはしっかりした回転のボールを投げており、親指のケガの影響はそれほどなかったようだ。
- パッカーズの3rdダウン成功率が8/15の53%。いっぽう49ersは3/12の25%。タイムオブポゼッションはパッカーズの34分43秒。
- 49ersの若いQBラテイにプレッシャーをかけられたのが勝因の一つ。4サック、1INTの他にも、オフェンスラインの反則を何度も誘った。
- SSエドワーズがキャリア最高の出来。1INT、1サックに加え、WRオーウェンスのリバースをロスタックルに仕留めたプレーは大きかった。
- 負傷退場のLBバーネットに代わって、LBマーシャルが出場。今季初めてスペシャルチーム以外でたっぷりプレーできた。大きなミスもなく、出来はまずまず。
- この試合唯一の49ersのタッチダウンは第3Q、GB陣24での4thダウン3。14点を追う49ersはギャンブルを選択し、WRオーウェンスへの24ydsTDパスが決まってしまった。
- ディフェンスにケガ人が多く出た模様。第2Qに首を痛めて退場したCBアル・ハリスは後半の始めから復帰。しかし第3Qには、LBバーネットが足首を痛め、Sシャーパーも肋骨を痛めて退場し、2人ともそのまま復帰しなかった。DTケニー・ピーターソンは第2Qに右ヒザを痛めて退場している。
- アクティブ登録から外れたのは、OTカーティン、OTスプリッグス、DEレイノルズ、LBウィルキンズ、LBスローター、CBコームズ、Sフラー、そして第3QBのクレイグ・ノール。
- QBファーヴは10年連続で20TD以上となり、これはダン・マリーノに並ぶNFL記録。