グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年9月16日

WRファーガソンの強行出場

2年間待ったチャンスを目の前にして、痛いなどとは言っていられない。今ほど自分が必要とされている時はない・・・。そう心に決めたWRロバート・ファーガソンだったが、ウォームアップを進めるうち、ヒザが固くなり、走ることさえできなくなった。「やはり行けそうにない」とシャーマンHCに告げに行ったが、すでに出場登録は済んでおり、もう取り消しはできない。ロッカールームに戻り、ヒーティング・パッドをヒザに当てて暖めると、なんとか動けるようになった。「自分がプレーできるかどうか、それだけに集中して考えた」。ついに出場を決断したのは試合の30分前だ。

「あいつがもし出なくても、誰も文句は言わなかっただろう。でも出場することが、彼には非常に大事だったんだ。プレーするだけでなく、大きなプレーを決めることがね」とQBファーヴ。オフェンス最初のプレーで、13ydsのパスキャッチを決め、次のRBグリーンのTDランでも重要なブロックで貢献。第3Qには試合を決定付ける14ydsのTDパスをしっかりキャッチ。QBファーヴらしい矢のようなパスだった。

「根性がある。彼は今のチームに必要な、勢いをもたらしてくれた」とWRフリーマン。「プレーしたこと自体が驚きだよ。だって、ドクターは3週から5週の欠場だと言ったんだ。そんなレシーバーが金曜日には練習に出て、フルスピードで走るんだから。彼が片足でプレーしていることに、みんなが勇気付けられたんじゃないかな」とTEフランクス。

カテゴリ : Player