グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年8月11日

ファルコンズ戦のまとめ

ケガ人

CB/Sブライアント・ウェストブルックがアキレス腱断裂で今季終了。2000年のアキレス腱断裂からようやく復活しつつあっただけに、全く気の毒としか言いようがない。ただしチームにとっては、彼はもともと拾い物のような存在でもあり、CBジューの成長やルーキーのCBクリス・ジョンソンの予想外の活躍もある。今すぐ補強が必要になるほどの痛手ではないかも。

DTギルバート・ブラウンが上腕二頭筋をひどく痛めた。詳しい検査待ちだが、シャーマンHCのコメントからも、今季絶望という最悪の事態を覚悟した方が良さそうだ。ただでさえノーズタックルは手薄なため、すぐにでも補強が必要だろう。なんとかキャップの余裕を作って、DTダン・ウィルキンソン(元WAS)の獲得に乗り出すのではないか。

それ以外のケガ人はたいしたことはなさそうだ。WRウォーカー(軽い脳震盪)、RBフィッシャー(ハムストリング)、DEジョー・ジョンソン(肋骨の打撲)、DEウォコーリー(肋骨の打撲)など。

よかった人

QBノールが2つのドライブをタッチダウンに結びつけ、アキリ・スミスとの3番手争いを有利にした。

RBダヴェンポート、FBニック・ルーチーのコンビは、ショートヤーデージでパワフルなランを見せ付けた。

WRカール・フォード。5番手WRを確保したというより、4番手のベイリーをプッシュしつつある。

CB陣。相手先発オフェンス陣に立て続けにやられた時も、主にターゲットにされたのはLB陣とセーフティ陣で、CB陣が標的にされることはなかった。

KRアントニオ・チャットマン。今回も良いキックオフリターンを3回見せた。ただし、ひとりで手を滑らせたのか、ファンブルロストしそうになった。

悪かった人

QBアキリ・スミス。インターセプトは1つだったが、相手セーフティが捕り損なわなければ、2つになるところだった。立場は悪くなった。チャンスはあと3試合。

QBピダーソン。ロングパスの際に手が滑り、ヘロヘロのボールが簡単にインターセプトされた。

Sアントワン・エドワーズ。判断が遅く、ポジショニングが悪く、コンテインを怠り、相手先発オフェンス陣にビッグプレーをいくつも許した。アンダーソンはスターター当確だろう。

LBバーネット。良いプレーは随所にあるが、まだ時おりルーキーらしいミスが出てしまう。特に相手先発陣が出ているときはそうだった。LBウィルキンズやLBヒレンマイヤーも同様。

カバーチーム。「KRチャットマンが、パッカーズのカバーチーム相手ならどれだけ走れるか見てみたい」という意地悪な意見も。

カテゴリ : Game