グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年1月19日

今年のパッカーズ殿堂入りは

1970年に始まり、今年で第33回となる"Packers Hall of Fame"(パッカーズの殿堂)の選出だが、今年は元名LBのマイク・ダグラス氏と、地元の放送関係からジム・アーウィン氏が殿堂入りすることになった。恒例の祝賀会は6月19日にグリーンベイ市内で行われることになっている。ちなみに昨年は、名WRスターリング・シャープと、大ベテランカメラマンのヴァーノン・ビーバー氏がこの栄誉に浴している。

マイク・ダグラス氏は'75年に、サンディエゴ州立大からドラフト5巡でパッカーズ入り。一年目からアウトサイドLBのスターターとなり、8年間で通算967タックル。オールプロにも2回選ばれている。'81年のシーズン180タックルというチーム記録は、いまだに破られていない。6フィートに満たない身長ながら、その激しいプレースタイルからついたニックネームが"マッド・ドッグ"。また、彼が長い間持っていた、通算26サックというサンディエゴ州立大の記録を'99年に破ったのが、DEバジャ=ビアミラ(33サック)だったという。

もう一人、パッカーズの殿堂入りに選ばれたのは、長年にわたってパッカーズ戦のラジオ放送を担当したアナウンサーのジム・アーウィン氏。 '69年に、ミルウォーキーのラジオ局WTMJでパッカーズ戦の解説者となり、'75年からはアナウンサーの側に。'99年に惜しまれつつ引退するまで、パッカーズとの付き合いは30年間も続いた。また、同じくウィスコンシン州内でNBAミルウォーキー・バックスや、ウィスコンシン大のフットボールも担当。ウィスコンシンの"sports announcer of the year"を10回も受賞し、すでに"Wisconsin Broadcasting Hall of Fame"にも選出されている。

現在インターネットラジオでもおなじみの Wayne Larrivee(アナウンサー)とLarry McCarren(解説)のコンビは、アーウィン氏の後継者ということになる。

カテゴリ : History