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Packers - Lions Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年9月24日
- "A win is a win is a win is a win is a win. ..." つまり「勝ちは勝ち」と、試合後のインタビューで繰り返すのはFSダレン・シャーパー。「わかった? つまり『勝ちは勝ち』の15回分だ」
- QBファーヴの活躍がなければ、とても勝てない試合だったのは間違いない。ブリッツによる度重なるプレッシャーやヒットを受けながら、的確なレシーバーを見つけてショートパスを通し続け、特に3rdダウンでのプレーは見事だった。今年も衰える兆候は全くなく、チームが苦境に陥った時も、冷静かつ自信に満ちた態度でチームを引っ張った。
- 「ブレットこそ真のリーダーだよ。あんなヒト他にいない」とOTクリフトン。ファーヴはこの試合で、なんと10人のレシーバーに投げ分けたが、これはケガ人が多かったせい。「10人? 第一、そんなに選手がいたっけ?」とファーヴ。ケガ人が続出する中で、今後も彼の能力に頼っていく他に、パッカーズが生き残る方法はなさそうだ。
- 苦戦の原因はスペシャルチーム。「タレントが足りていると言うなら、コーチが悪いということではないか」と、ノヴァックSTコーチの責任を問う声が大きくなっている。
- スペシャルチームはディシプリンの欠如も深刻。特に最後のキックオフ、WRドライバーとCBマクブライドが立て続けにオフサイドを犯して、危うく逆転負けの原因を作るところだった。個々のキックカバーにおいても、きちんと自分の担当するレーンを守っていないためにロングリターンを許すことが多い。プレシーズンからの課題が全く改善されていない。
- この日もパッカーズDLは、相手QBにプレッシャーをかけられず。あまり動かないタイプのQBにも関わらず、サックはDTハントのひとつだけ。
- 第4Qのはじめあたりで試合が終わっていたら、ディフェンス陣はずいぶんスッキリした気持ちでグリーンベイに帰れていただろう。17失点のうち、ディフェンスの責任で許した失点は前半最後のタッチダウンだけ。しかも第3Qには一度も1stダウンを許さず、一方的な展開になっていた。
- LB陣・DB陣ともに、これまでの試合よりはミスが少なかった。
- 元パッカーズのLBブライアン・ウィリアムズも、この試合で足首を骨折する大ケガを負ってしまった。